事業承継×デジタルトランスフォーメーション
事業承継、DXと、これからの経営を考えると大きな課題ともなるテーマです。この2つの課題を同時に取り上げて、事業承継×DXセミナーを10月8日に実施しました。主催:山口商工会議所 広域ビジネスセンター
DXに精通している講演者からのセミナー
Part1 IoTNEWS代表
株式会社アールジーン 代表取締役 小泉耕二氏
DXとはなにか?について、様々な角度からの講演で、
特に守りのDX、攻めのDXとしての取組みを詳しく話されました。
小泉さんがyoutubeで配信されている動画から近い内容をリンクします。
小林耕二の未来大学 youtubeチャンネルより
Part2 やまぐち総合研究所有限会社 取締役 中村伸一
やまぐち事業承継・M&A協同組合 DX推進室 理事
私のパートになります。
小さなことから始めよう!!地方の中小企業のDX化について講演しました。
OAからITへと進み今やDX。33年間、業務システム営業、コンサルティングをしてきた経験からのデジタル化を説明しました。
また、事業承継とDXの関係で言えば、世代対応を考える必要があります。
そして、DX導入は事業承継時が一番のチャンスであることを説明しました。
私が、事業承継×DXセミナーの全体プロデューサーをつとめました。
ライブ配信の手配と当日の準備。
そして、もう一つの役目が、Part1の小泉耕二氏とPart3の小田島春樹氏を繋ぐPart2での講演でした。時間も15分と制限がありましたので、かなり内容を圧縮しました。小泉さんに講演をお願いしたのが私で、事前に打ち合わせも出来ていました。小田島さんとは当日、初めてお会いしたので、どのような講演をされるのかは不明でした。小田島さんのyoutubeを拝見して、講演される内容を想定して繋ぐ講演内容を構成した際に、メインに考えたのが、事業承継、DXとも共通する課題である「世代」でした。
セミナー終了後、全体を振り返った際に、繋ぎ役も上手くできたと思います。今度は、フルの時間(90分)で、事業承継×DXの講演をしていきたいと思います。
Part3 有限会社ゑびや 代表取締役
株式会社 EBILAB ファウンダー 小田島春樹氏
老舗企業は、変革し続けるをテーマに、自らが実践していることを講演されました。小田島さんが実際に取り組まれている一次データの活用の事例は、DXを理解する上でとても役に立ったのではないかと思います。
小田島さんがyoutubeで配信されている動画から近い内容をリンクします。
ゑびや_EBILAB小田島春樹 youtubeチャンネルより
講師控室での懇談から見えてきた事
お二人の講演の内容も勉強になりましたが、講師控室で懇談した際の小田島さんからの会場では話せない生々しいお話しは、事業承継×DXを推進する上で刺激的でした。
事業承継時における旧社員との関係。
昭和スタイルの仕事環境と効率の悪い業務体制。
デジタル化に進む際の障害。
特にこの3つは、事業承継の際にも、OA化、IT化を通してデジタル導入をする際に必ず起きることです。
山口県で言えば、ファーストリテイリング社の誕生秘話がまさにこの3つがあります。私がITベンチャー企業の経営者だった時、ファーストリテイリング社のITコンサルティングをしていましたが、小田島さんの取り組みは、業界は違えど、ファーストリテイリング社の歩みに近いと思います。
本気で考えると重い課題となる事業承継×DX。故に、早めに準備をしていくことが大事です。
2025年問題に触れてみる。
事業承継、デジタルトランスフォーメーションの共通することには、2025年問題があります。
もう4年ありませんが、事業活動をしていく上で、業界、業種関係なく、考慮していかなければいけない問題です。
特に私の世代(バブル世代)は、2025年問題を含め、10年先のありたい姿、あるべき姿を描いておく必要があります。
現経営世代と後継者世代との関係性を強化して、未来を見据えた計画が必要です。
事業承継×DXセミナーを終えて
このセミナーを終えて、DXの講演をしている知り合いから言われたのが、事業承継×DXのセミナーが今後、増えてくるという事でした。
しかしながら、事業承継×DXという組合せでの講演ができる人が少ないようです。小田島さんは、全国から引く手あまたの状況で、よく山口県まで来ていただけたと、とても感謝しています。事業承継の当事者として、DXに取り組む当事者としての講演は、当事者でないと伝えられない重みがあります。
コンサルタントという立場だと間接的な講演になりますが、対象者への啓発、そして気づきを提供できると考えます。
私も事業承継×DXをテーマにした講演やセミナーを積極的に行っていきます。
私の講演のラストで相談や依頼の問い合わせを現在使っているDXツールを使ってPRしたところとても好評でした。
是非、このQRコードを利用されてお問い合わせください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?