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なぜBizjapanがnoteを始めるのか
みなさんこんにちは。Bizjapan代表の北村仁です。
この度我々Bizjapanは、団体としてnoteを運用し、新たに記事を発信していくことを決定しました。そして、その記念すべき(?)第一回目の投稿として、”どうしてBizjapanがnoteを始めることにしたのか”という、これまでの思いを、そしてこれからの希望を、拙文ながら綴らせていただくことにします。
Bizjapanってそもそも何ですか?
さてさて。
長い長いお話を始める前に、「そもそもBizjapanとはなんだ?」というそこのあなたに、少しだけBizjapanのことを紹介させてください。
Bizjapan( https://bizjapan.org/ )を一言で説明してくださいと言われたとき、”Globalな視座とEntrepreneurshipを核に、多種多様な人やプロジェクトが走り出すプラットフォームである”という説明がよくなされます。
全く一言じゃないですね…
全く一言じゃないですが、この説明が必要十分であるとも思っています。
性別も国籍も大学も学年も興味分野も関係ない。ただ、尖った大学生が集まり、自分の理想や問題意識を信じて一人一人”プロジェクト”を立ち上げる、そんなNPO法人。
それが、Bizjapanです。
と、なんだかカッコつけた説明をしていますが、創立はたったの7年前。7才です。人の一生に当てはめると、まだ小学校入学レベルですね。
設立当初は年一回の国際カンファレンスを開く組織として立ち上がりましたが、以降毎年自己変革を繰り返し、今の姿に至ります。(今年もたくさんのプロジェクトが立ち上がりました。今後の弊団体noteでは、その「今の姿」を様々な観点からお送りしていく予定ですので、ご期待ください!)
このように団体として紆余曲折を経験する一方、創立以来、 ”Global”と”Entrepreneurship”という二つのキーワードは一貫して我々を突き動かしてきました。
我々にとっての”Global”とは、いわゆるただの「国際交流」ではありません。「高い視座のもと自分の内外にある境界に気づき、それを越えていくことで、他人の価値観と自分の価値観を認める」ことを表します。この団体には、医学や法学等学問を極めるメンバーがいれば、世界を放浪するメンバーもいます。東南アジアやアフリカでソーシャルビジネスを成功させたメンバーもいれば、突然日本の山に篭って瞑想を始めたメンバーもいます。我々にとって、そういう1人1人がこの上なく愛おしいのです。自分と他者の違いを認識した上で、お互いの価値観を心から認め合い、自然とリスペクトを送る空気が生まれています。
我々にとっての”Entrepreneurship”とは、「社会や人のあるべき姿を夢想し、より高次の姿の実現に挑み続ける当事者意識」のことです。この「当事者意識」というのは得てしてずっしりと重いもので、「自分は何をしたいのか」「自分がする必要は本当にあるのだろうか」が常に問われ、時に逃げ出したくもなります。Bizjapanでは、様々な分野でなんどもなんども失敗する過程を通し、その実現に向けてやり遂げる力が自然と育まれていくのです。
Bizjapanって何を目指しているんですか?
これまで散々大きなことを言ってきた訳ですが、みなさんもお分かりの通り、やはり我々Bizjapanはまだ未完成で、発展途上です。「完成」なんてものはないのかもしれませんが、とはいえ理想の姿までまだまだ長い道のりを進まなくてはならないのも認めざるを得ません。ここからは、その”姿”をもう少し問うていくことにします。
これを読んでくださっているあなたも、きっと何かの組織に所属している、もしくは運営していることでしょう。そして、どんな団体においても決して逃げてはいけない問いがあります。きっとあなたも一度は悩んだ事でしょう。
その問いを、ここで今一度投げたい。
Bizjapanは、何を目指すのか?
結論を言いましょう。Bizjapanが目指す先にあるのは、「アントレプレナーの溜まり場」です。
リソースが集まり、チャンスが生まれる。お互いに刺激し合う事で、「やりたい!」が偶発的・同時多発的に、自由な形で走り出していく。そして、どんなテーマであっても「こいつとならできる気がする」と思える相棒に出会える。
そんな、溜まり場。素敵ですよね。
“Global”と”Entrepreneurship”を掲げる我々だからこその理想です。そういう場所にしたい、そういう場所にいたいと毎日考えています。
じゃあ現状は違うんですか?という厳しい声が聞こえてきそうですね。
残念ながら、今の我々は「溜まり場」と自称することはできません。
一番的確に自己紹介をするとしたら、今はまだ「アントレプレナーの養成所」である気がします。
養成所から、溜まり場へ。
少しずつ、けれども確実に変化を遂げていくために、我々が選んだのがnoteでした。
どうしてBizjapanがnoteを始めるんですか?
「溜まり場」になるためには、いくつか必要な条件があると考えます。
①リソースが集まり、その結果チャンスが生まれていくこと
②メンバー同士がお互いに刺激し合えること
③相棒に出会えること
1人1人のpassionが軸であるこの団体が、団体として周りの方々・コミュニティを巻き込んでいくためには、メンバーそれぞれの思いが外に発信されていくべきでしょう。ある意味、「個人の集合たる団体としてのアントレプレナーシップ」が発揮されていくことで、団体の周りの人たちを巻き込み、動かし、それによってリソースが集まってくるのだと考えています。
これまでのBizjapanは「団体として」外部に発信してきましたが、今後はメンバーが交代でnoteを更新していきます。このnoteを通じてメンバーの息遣いまでをも届けていけるのではないか、と今から期待せずにはいられません。
メンバー同士が刺激し合うような場所になるためには、お互いが何を考え、何に夢中なのかを伝え合える環境が必要です。
noteの投稿は、団体外部へのアウトプットであると同時に、団体内部のメンバーへの熱弁でもあります。プロジェクトごとの活動が主であるがために、時としてお互いの近況を知らないという状況が発生してしまうBizjapanにとって、noteを通して他メンバーの学びを共有してもらう事や、その裏にある熱意と努力を知ることは間違いなく刺激になるはずです。
相棒に出会う。こればっかりはどうしても「一緒に過ごした時間の長さ」「共に何かを作り上げた経験」がものを言うでしょう。noteを導入したからと言って簡単に達成できるとは思っていません。でも、少しは変わるかもしれない、そんな期待もあります。
みなさんはこれまでの人生で「この人となら…!」という人を見つけたことはありますか?もしあるのだとしたら、それがどんなタイミングだったか、思い出してみてください。
きっと、「良いところ」だけではなく、お互いの苦悩や弱みまで見えたあとだったのではないでしょうか。
何かを達成するまでの道には、それぞれに苦しみもきっとあるに違いないのですが、意外にも人の挫折に触れる機会というのはなかなか存在しないものです。noteという場所で、それぞれの紆余曲折が見られることは、相棒に出会うために時として大切な輝きを放つかもしれません。
最後に
今後Bizjapanのnoteは、メンバー一人ひとりの学びや熱意で溢れかえることでしょう。
いつの日か「Bizjapanはアントレプレナーの溜まり場である!」と胸をはって言える時がくるまで、我々は走り続けます。
Because we love it.