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FG 林志洋さんの回

これから不定期に、プロジェクトとはまた違った Bizjapanの一面を紹介するためFG(Friday Gathering)についての記事を投稿していく。

FGとは

Friday Gatheringの略称で、簡単に言えば「金曜の夜にみんなで集まろう!」という会だ。プロジェクト内での活動が多いBizjapanにおいて、プロジェクトを越えた関わりを生む一つの場になっている。扱う内容は、多岐にわたる。例えば、以下のようなものがある。
・プロジェクトピッチ(新しく立ち上げたいプロジェクトの概要説明をするプレゼンをし、メンバーを集める会)
・自己紹介ピッチ(お互いをよく知るために1人ずつ自分についてプレゼンをする会)
・ゲストスピーカーのお話
・ワークショップ
現在はzoom開催でオンラインの制約を受けてはいるが、Bizjapanがコミュニティとして機能するための大事な場になっている。

2/26 はやしょーさんの回

今年に入って本格的に運営代が引き継がれ、「団体の変えたい部分、変えたくない部分ってどこなんだろう」と改めて考えることが増えた。そこで、「じゃあ創設者の方に思い切って話を聞いちゃおう!」ということになり、Bizjapan創設者である林志洋さんをゲストスピーカーとしてFGにお招きした。Bizjapan立ち上げに至るまでの林さんの経験から団体の変遷、林さんが現在行っている活動、そしてBizjapanの掲げる「グローバル」と「アントレプレナーシップ」というテーマに込められた想いについてお話いただいた。(林さんの詳細な経歴についてはこちら)
この記事では、3つの視点からお話の内容について記したい。

お話の内容

①アントレプレナーシップ
Bizjapanの核である「アントレプレナーシップ」とは結局何なのか。世間では「起業家精神」と訳されることが多いが、Bizjapanにおいてはそれだけに限らない。「アントレプレナーシップ」とは、「各人がやりたいことを実現すること。」である。林さんにとってはやりたいことの一つが面白いアイデアを社会に実装することであった。それに気づき、行動に移す契機となったのはシンガポール留学時のこと。日本のアントレプレナーシップ、面白いアイデアは知られておらず見向きもされないという現状に衝撃を受け、「誰もやっていないなら自分が動こう!」と思い、アントレプレナーシップを発信するための国際会議を開催した。その名も”Bizsummit”で、現在のBizjapanの原型である。このように、「やる!」「やりたい!」から人が行動に移しアイデアを実現することこそが「アントレプレナーシップ」であり、この理念、マインドセットで定義されているのがBizjapanであるのだ。

②グローバル
Bizjapanにおける「グローバル」は、インターナショナルと同義ではない。枠に囚われない人との繋がりこそが真の「グローバル」である。ではなぜ境界を超えて人と繋がることが大事であるのか。それは、自分のしたいことを実行に移すときには協力してくれてる人の存在が不可欠だからである。林さんにとってそれはサミットの話に協力してくれた教授であり、就活先の面接で会社に働きかけた友達であったのだ。つまり、団体が「アントレプレナーシップ」を体現するにはグローバルであることが欠かせないと言えるだろう。

③目的思考
上記のように、元は国際会議を運営する国際系の学生団体として出発したBizjapanであったが、社会の変化に応じてその活動内容も変化してきた。なぜなら団体の存在意義はアントレプレナーシップの体現にあり、国際的なイベント開催はその手段の一つであったにすぎないからだ。林さんご自身も、「地域を変えることで世界を変える」という目的のもと、必要とあれば手段としてビジネスにも取り組んできた。学生時代は国際関係を先行し、現在は小布施町でのまちづくりに取り組まれている林さんの活動からは、「目的、やりたいことから手段を選び、時には自分で作っていく」という一貫した姿勢を感じ取ることができた。

お話を聞いて


「アントレプレナーシップ」「グローバル」「目的思考」の3つはこれまでも何となく大事だとはわかっていたが、今回のお話を聞いてそれらが団体の基幹であることを痛感した。こうした土台の上に、今年の運営代の色がついた基礎を築いていけるよう全員が今一度自分のやりたいことを見つめ直すことができればいいと思う。今回お話を伺い、自分がやりたいこと、目指したいものってなんなんだろうと迷いながらも答えを持ち行動し続けることが大事なのだと再認識できた。

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