相手を誘うにはストーリーが必要なんです
モノがあふれてる今
商品・サービスを買っていただくために
ストーリーが必要です。
きっとどこかで聞いたことあると思います。
どんなにその商品がいいものであっていても
「買って買って」って押すだけじゃダメで
その商品が生まれた背景とか秘話に共感して
応援しようとか感動したとか
そんな心が動いた時に買ってくれる・・・
この説明がストーリーで
お客さまは感情を刺激されて買うんですね。
感情で買うと言われてます。
例えば他に、商品を使ったことで家族が仲良しになったとか
人生が変わった!なんていう
購入者、使用者のレビューが後押しすることもある。
「珍しくもなんともないただのリンゴを絶対食べさせる為には
客がそれを有難がって食べるためのパフォーマンスが必要だ」
これは…
2020年4月から中村倫也さん主演でドラマ化されてた
グルメ&ミステリー好きな私のお気に入りマンガ
『美食探偵 明智五郎』(東村アキコ著)
MENU2に出てくるセリフです。
ホテルのモーニングを食べた若い男女が殺されて…その謎解きをする主人公の
探偵明智五郎が助手の小林1号にこんな風にいってたんです。
背景は…
ホテルのモーニングメニューに本来ないリンゴが被害者の胃の中から見つかった!
ではそのリンゴ、どうやって食べたの?
持ち込んだの?
そこで先ほどのセリフの
「有難がって食べるためのパフォーマンスが必要」になってくるんですね。
ここに感情が動いた理由があり
ストーリーにあたります。
この味付けによって
価値が上がり、ありがたくいただける
そして、より美味しくなる
これを感じさせることができるか否かが
食べるか食べないか…
ひいては、売れるか売れないかの分かれ道になるんです。
サスペンスなのでこれ以上は控えておきますね。
最後に
すでにドラマでこのエピソードは放映済みなので
もしかしたら内容知ってたかもしれませんが…
原作はこちら
『美食探偵 明智五郎』
Kindle版とコミック版があります