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サーベイPRパック 誕生秘話~お互いの”強み”を活かした新規サービスの作り方
※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました
※この記事はbizhike Advent Calendar 2021の22日目の記事です。
アドベントカレンダーも残すところあと2日!
こんにちは!bizhikeのhiker(クライアント担当)水谷なおです。
前身の株式会社wibからジョインさせていただき、3年目に突入!メンバーの中では、あれよあれよと2番目の古株になってしまいました🌳
以前こちらのnoteでは、ベルフェイス様とのウェビナー施策について書かせていただきました。
今回は、12月15日にリリースした、bizhike×Freeasyの共同サービス「サーベイPRパック」についてのお話です。(まるっと企画させていただきました🎉)
▼プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000012003.html
※「MarkeZine」にも掲載いただきました!
https://markezine.jp/article/detail/37971
リリース後まもなく、いくつかお問い合わせもいただき嬉しい限りです!
詳しいサービス内容については、サイトやプレスリリースをご覧いただくとして。このnoteでは「新規サービスをリリースするプロセス」とその中でたどり着いた「良いサーベイPRに大切なこと」について書きました。
こんな方に読んでいただけたら嬉しいです✨
✔ どんな背景で「サーベイPRパック」が生まれたのか気になる
✔ サーベイPRを実行するコツが知りたい
✔ そもそもサーベイPRをやることのメリットを聞きたい
では本題に入りましょう!
「サーベイPRパック」誕生のきっかけ
bizhikeはホワイトペーパー、ウェビナーを中心としたコンテンツマーケティングを支援しています。その1つが「調査型(サーベイ)PR」です。
2021年9月、サーベイ関連で懇意にさせていただいていたアイブリッジ株式会社の営業部 マネージャー榎本さんから「Freeasyの広報戦略について相談したい」とお声がけいただき、マネージャーのワタリさんと一緒にお話を伺いました。
※Freeasyの詳細はこちら!
Freeasyの今後ありたい姿、それに対してbizhikeで何ができるかについてディスカッションをするなかで、とある共通点が出てきました...!
PR目的でサーベイを実施する企業において、両社がヒアリングしている悩みやニーズが一致していたのです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68136340/picture_pc_db4cbc74d967903401b582a13c85068d.png?width=1200)
現状から、当社が広報を支援する形ではなく「Freeasyとbizhikeで一緒に、サーベイPRを一気通貫で支援するサービスを提供する」のが最適解では…!という結論になりました。bizhikeでは常々お客様の事業成長を伴走支援していますが、お互いの強みを活かして成長を目指す方法もあるのか…とめちゃくちゃワクワクしたのを覚えています✨
というわけで、打ち合わせ終了後の議事録を見返しながら、私は「絶対にリリースするぞ!」とひそかに燃えていました🔥🔥
サービスの提供価値って何だろう?
打ち合わせからなんとなく構想は立てられたものの「bizhike=マーケ・PRの実行支援のプロ」「Freeasy=ネットリサーチのプロ」という両社の強みを活かし、お客様にどんな価値を提供できるのか…🤔ここの言語化にこだわりました。実際にやって良かったことを、2つご紹介します!
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①バリュープロポジションキャンバスの作成
調査PRに関するサービスは世の中に多数存在しているため、他社と違って「誰に何を提供できるのか」を改めて定義する必要がありました。そこで活用したのが「バリュープロポジションキャンバス」です。
▼バリュープロポジションキャンバス(Value Proposition Canvas)とは
自社の製品やサービスと顧客のニーズとのずれを解消するためのフレームワークです。
アレックス・オスターワルダーにより2015年に発表された著作、『バリュー・プロポジション・デザイン』で紹介され、注目を集めています。
※引用:https://www.profuture.co.jp/mk/column/7431
このフレームワークに沿って、サービスの強みを整理しました。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68136593/picture_pc_7b98020156201f07f4f4d1243982ad84.png?width=1200)
作成途中「(Customer)●●を解決したい→(Product)●●できるようにする」という裏返しの言葉を入れてもなんだかしっくりこず…。「お客様にとってなぜその課題が重要か→選んでもらえる価値になっているか」まで考えて整理することが重要だと気付きました。これを土台として、お客様が課題を解決したいシーンや提供価値をより細かく具体的に洗い出し、企画をまとめ上げました!
![企画書](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68141273/picture_pc_b902063116994187bc5a3312d763e345.png?width=1200)
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②既存のお客様へのインタビュー実施
①でまとめた提供価値が、果たして本当にお客様の求めるものなのか…🤔本音を探って検証するため、bizhikeでサーベイPRを支援させていただいたお客様にインタビューを実施🎤
結果、概ね嬉しいお声を聞くことができ、なんと事例にもご出演いただけました!
(ベルフェイス小正さん、いつもありがとうございます🥰)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68137378/picture_pc_07c2daa399f6b4ece660c946bbc01708.png?width=1200)
複数のユーザーインタビューを経て、お客様は主に3つの悩みを抱えていることが改めてわかったのです。
①PRしたいネタがあっても、サーベイPRとして具現化するのが難しい。PRの目的を整理し、仮説を立てて、調査を実施するためのスキルが必要。
②担当者にとって、調査をやること自体の業務負荷が高い。やりたくても手が回らないところをスピーディーにやることがポイント。
③自社の名前でプレスリリースするには調査の信頼性が重要。この信頼性を保つためのノウハウを担当者自身が持ち合わせていない。
という事実を踏まえて、サービスをブラッシュアップし、私たちができることを3つに集約しました👏
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68136658/picture_pc_ee18c4fe22209a3297c2293cae758c5f.png?width=1200)
企画当初は「○○がいいんかなぁ…」と想像していた提供価値を、しっかりと固めることができました!
「サーベイPR」そのものの価値って何?
ここまでサーベイPRを実施することを前提に書きましたが、そもそもサーベイPRって何が良いの?という点についても触れさせてください🙇♀️
サーベイPRの本質的な価値は「顧客(読み手)も企業も、客観データを介した新たな発見、”インサイト”が得られる」ことだと思います。
発信する企業においては、サーベイに基づいた客観性の高い情報発信を通じて、自社・サービスの認知や信頼獲得につながりやすくなることもポイントです。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68162364/picture_pc_11064b9ed74ed8f7d694c3bbc90fcc9f.png?width=1200)
PRなのでメディアに取り上げられる量も大切ですが、そこがゴールではありません。情報が溢れるな世の中だからこそ、ターゲットに刺さるためには「気づき(=What's new)を与える」ことが重要です。
気づきのあるサーベイは、プレスリリースの発信だけではなく、営業資料やホワイトペーパー、ウェビナー、オウンドメディアの記事などマーケティングコンテンツとして活用できます🙌
良いサーベイができれば、何度でも美味しいコンテンツに作り上げられるのです!
効果の高いサーベイPRを実施するたった1つのコツ
では「気づきを与える、効果の高いサーベイPR」には、何が必要なのでしょうか?
それはズバリ……「どんなリリースを出したいか」から逆算して考えることです!
※すでに以下のnoteで解説してくれています🙇
失敗あるあるなのが「調べたい!知りたい!」という発想からスタートして、最初から質問項目を考えてしまうケースです。
アウトプットのイメージがないと「●●についても調べたい」「そのためには▼▼も気になるよね…」とどんどん設問数が増えてしまい、この調査で何を聞きたかったんだっけ?とゴールを見失いがちです。
さらに集計結果が出たとこ勝負で、リリース原稿を作るため、訴求点がブレやすく、完成までの時間もかかってしまいます。
効果の高いサーベイPRを最短距離で実施するコツは、上記の真逆。
「どんなリリースを出したいか」から逆算して考えましょう!(大事なことは繰り返します)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68140419/picture_pc_513acb1b62f4b37fc1289c36c558bb5a.png?width=1200)
まずは、調査の実施自体が目的とならないよう「顧客に有益な情報とは何か」を意識してリリースを作成することがポイントです。
さいごに
今回は「サーベイPRパック誕生のプロセス」と「サービスの提供価値」についてお届けしました!いかがでしたでしょうか?
リリースにあたり、社内外の皆さまにはたくさんご協力をいただきました!心より感謝の気持ちでいっぱいです💛
準備期間中、通常のお仕事も正直忙しかったのですが(苦笑)、めげずにリリースできたのは、Freeasyさんと共同でサービスを作ることが楽しかったからです!
Freeasyは「セルフ型アンケート」と謳っていますが、調査設計で迷った時はこまめに相談にのっていただけます(榎本さん、いつも本当にありがとうございます✨)。
リリース日も、出張中で大変お忙しい中ツイートくださいました...(涙)
bizhikeさんとサーベイPRパックをリリースしました!
— 榎本涼 | Freeasy(フリージー)セルフ型ネットリサーチ | マーケ&セールス時々採用+広報 (@enormsz) December 15, 2021
調査型PRを検討中の広報担当者の方はぜひご検討ください!!
ベルフェイスさんの事例も載っております!! https://t.co/bVqtVRpxis
ユーザーさんを大切にしているFreeasyだからこそ、お客様第一で支援しているbizhikeとシナジーを創り出せる!と確信しています!(両社でPRパックに絡めた企画も考え中なのでお楽しみに✨)
お客様と一緒に、サーベイPRのワクワクするプロセスを体現できたらと思っています!ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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株式会社キャスター CASTER BIZ セールスマーケ(旧称:bizhike)
ベンチャー・スタートアップ を中心にハンズオン型の業務支援を展開。新規事業の企画設計から、営業・マーケティング・採用に至るまで幅広く支援。お客様のチームの一員として伴走しながら、一緒に悩み、考え、喜びあう新しいサービスです!
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