ウェビナー初心者の方必見!ウェビナーのトリセツ
※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました
※この記事はbizhike Advent Calendar 2021の14日目の記事です。
みなさん、こんにちは!bizhikeのよっしーこと、吉岡です!
好きな言葉は生チョコと焦がしキャラメルです!!甘いもの好きな方もそうじゃない方もよろしくお願いします!!パワー!!!(え?)
そんな私が先日ですね、12月8日にbizhike主催のウェビナー「商社出身起業家が語るキャリアアップに必要な力〜これからの時代で活躍する人材の共通点〜」を企画運営させていただいたんですね!こちらでっす!
自分で言うのもアレですが、イベントは大成功!!ご参加いただいた皆様、ご登壇いただいた皆様、ありがとうございました!!ここでしか聞けない話が沢山聞けて、アンケート回答も満足度が高く、また開催したいです!!
入社して3日目に「よっしーさんウェビナーの企画運営やりましょう!」「ウ、ウ、ウェビナー??!って何ですか?」というところから始まった吉岡が、どうやってこのウェビナーを成功させたのか。その全てをご紹介できればと思います!
これからウェビナーやろうかな〜と考えてる方、もしくは生チョコと焦がしキャラメルが好きな方に読んでいただければ幸いです!(え?)
STEP1:企画
まずはウェビナーの企画を考えます!今回はウェビナー企画が初めてだったものの、企画書のフォーマットが社内のナレッジとして蓄積されており、それに沿って進めるだけなので依頼された日の夕方には出せました(ナレッジを社内でドキュメントとして残しておく価値は、こうした生産性向上にめちゃくちゃ寄与しますね)。
ここで意識したのはまずは企画を叩きでいいから作る事です。
今回は登壇者が3名いて(全員別々の会社)、登壇者への諸々の確認等で自分だけのペースで推進できないことを鑑みて早め早めにすべてをやるように意識しました。早めに企画をあげてみてフィードバックをもらいながら完成させていくイメージです。
とはいえ、何もないところからどうやって今回のイベントを着想したのかといえば、ウェビナーの「目的」からの逆算です。
例えば、目的が「採用」なのか「リード獲得」なのか「サービスの認知拡大」なのかで全く違ったタイトルや対象者になると思います。
「採用」が目的であれば、「人はどんな時にエントリーしようと思うのか?」「何がトリガーとなって動くのか?」みたいなことを考えられると、企画の1歩目が踏み出せます。
なので企画は「目的」から逆算しましょう!!
STEP2:ガントチャートの作成
企画が一旦、OKが出たら同時進行的にガントチャートの作成です。ガントチャートって何?って方もいるかもですがご安心ください。僕も転職して初めて聞きました。(通称ガンチャです。オモチャのチャチャチャの仲間です)要は「何を」「いつまでに」が一目でわかるシートのことです。こういうやつです。
これも上記の写真のようなシートがすでにあり、ウェビナー開催日を入力すればいつまでに何をやるべきなのかが一目瞭然になりました。
これを作成する前は「何からやればいいんだろう?」という不安の海に漂っていましたが、ガントチャートを作ってからは進むべき道がわかり不安も無くなり、溺れなくて良かったです。
不安MAXの方はガントチャートを作ってスケジュールを明確にしましょう。そうすれば進むべき道(Todo)が見えてきます!
STEP3:タイトルとテーマを確定させる
ここで一番重要なのは「参加者を自分自身に憑依させること」そして「参加した後の読後感はどうなってもらいたいのか?」を考えまくることです。そうしないと誰にも刺さらないウェビナーになってしまい、せっかく企画したのに参加者の満足度が低かったり、集客がうまくいかなかったりします。
なのでここは時間を一番かけましょう!最初にの企画書を磨き込む段階ですね!
企画書の段階で入れていたタイトルは仮なので本タイトルを決定します。
タイトルを決めるにあたっておこなったプロセスとしては以下です。
1.ユーザーインタビューを行う
2.チーム内でタイトル案を出してもらう
3.出てきた案の中からワードを組み合わせて最強のタイトルを作る
それでは順番に見ていきましょう。
1.ユーザーインタビューを行う
これは今回のイベントが「商社出身の起業家によるウェビナー」であり、「商社出身の方に来ていただきたい」ということもあり、実際に商社で働いてた弊社の渡にインタビューを実施。
商社に入社した理由とか、商社で学んだこととかアレコレ聞かせていただきました。そうすることにより、実際に商社で働く人や商社出身の人が何を考えているのか、より鮮明にわかりました。
2.チーム内でタイトル案を出してもらう
ユーザーインタビューから見えてきたヒントを頼りにチームメンバーに今回のウェビナーの趣旨や目的を伝え、タイトル案を出してもらう。
タイトルって一人で考えると沼にハマります。複数人で考えた方が「その考えはなかった!」って発見もあるので、タイトルは一人で考えるのはやめましょう!ぜひ、複数人で考えることをおすすめします!
3.出てきた案の中からワードを組み合わせて最強のタイトルを作る
ウェビナーは勿論、内容もめちゃくちゃ大事ですがそれ以上に大事になってくるのがこのタイトルとバナーです。
集客の多くがSNSで行われるということは、タイムラインに流れてきた時に一瞬で自分ごとになってもらうタイトルと、パッと目を引くバナーを作れるかがポイントになってきます。
チームのみんなに出してもらったタイトル案の中から良さげなワードをピックし、組み合わせていく。このときに大事なのは「誰に来てほしいのか?」「誰に届けたいのか?」を解像度高く言語化しておくことです。解像度が高ければ高いほど、よりその人達に向けたタイトルにできます。
STEP4:バナー作成及び登壇資料の作成
ガントチャートを見ながら自分がやるべきTodoと他のメンバーに依頼するTodoを明確にしましょう。
勿論、すべて自分でやるのも素晴らしいですが、「餅は餅屋」ということで僕はウェビナーのバナーデザインや登壇資料作成はチーム内の得意な人に依頼させていただきました(自分でやれ!というツッコミはそっとポケットにしまっていただけますでしょうか笑)。
ちなみ弊社ではバナーデザインはCanvaやfigmaを使ってます!(僕はCanvaでちょこっと修正しただけですw)
STEP5:プレスリリースを出す
せっかく企画したウェビナーですので多くの人に知ってもらうためにもプレスリリースを出しましょう!
今回は弊社のHPとPR TIMESに掲載しました!プレスリリースのやり方に関しては各社広報部の方に聞いてみるといいかと思います!
STEP6:アンケートのお礼を設計する
ウェビナー参加者にアンケートを募る場合は、「アンケートに答えたくなる何か」を用意した方がベターです。
通常の企業が行うリード獲得を主目的としたセミナーでは、当日のスライド資料の配布だったり、無料相談会だったりが多いと思います!
今回は登壇者と15分間キャリア相談ができる権利にしました!ここでも参加者を憑依させて「どんなお礼だったらアンケート回答したいか?」を考えてみましょう!
今回のアンケートはこちら
https://docs.google.com/forms/d/1ABGINZvSUF5k3gZQ2d2MRtBoT42HI_hJ9JoNYl0WGTQ/edit
STEP7:その他の細かいところの準備
ここまでくればあとは細かい作業がいくつか残っているだけです。
・アンケートフォームの作成及びテスト回答(Googleフォームで作成!)
・リマインドメールやサンクスメールの設定及びテスト
・リハーサルの段取り
・当日、視聴者に投げる「アンケートのお願い」「質問はここから」等のメッセージテンプレの用意
STEP8:告知
イベントの2週間前から告知を開始しました!
今回はFB広告等使わずにSNSでのみの集客としましたので、自身のSNSは勿論、bizhikeのSNSでも随時拡散!
ちなみにイベント1週間前には、当日使うスライドをチラ見せしてより具体的に「何を話すのか?」を伝えて集客を行いました!
STEP9:運営当日
当日は開始の30分前に全員集合してリハーサルです。
リハーサルでは
・当日のタイムラインの確認
・画面共有が正常に機能するか
・zoom背景の設定やプロフィール名の変更等(運営者はウェビナースタッフにする)
これらを行い、準備完了!
あとは時間になったら開場し、ウェビナー中は運営スタッフとして問題なく進行できるようにサポートです!
ちなみに登壇者が話の中で紹介した本やwebサイト等を参加者にチャットで共有してあげるのも運営スタッフの役目です!
まとめ
今回、ウェビナー企画運営というのは人生で初めてだったので不安が大きかったですが「正しい順番で」「正しいタスクを行えば」問題なくできる、ということがわかりました。
地図を持たないまま知らない街を歩くのは不安ですが、地図さえあればゴールには辿り着けます。初めてのウェビナー企画運営に不安になっている方にとって、このnoteが地図のような役割を果たしてくれたらとっても嬉しいです!!ハイ、チーズ!!(地図だけに!え、古い?)
最後に
もし本記事を読んで「自社オリジナルのウェビナーをやってみたい」「ウェビナー施策を改善したい」という方がいましたらお気軽にご連絡ください!伴走しながら一緒に悩み、試行錯誤し、課題を解決していくお手伝いができればと思います。
ご興味がある方は、まずはフランクにオンラインでお話ししましょう!
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