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【出展レポ】9/2(土) 頭島あかりまつり
みなさんこんにちは!
マンションをでると金木犀の香りがふわっと香って、くぅうう〜〜となってるコアメンバーの吉形(ヨシカタ)です。何もしなくても素敵なこの時期がずぅっとつづけばいいのに。。
さて、世間はいろんなお祭りで賑わっていますね!
普段大阪で過ごしている私ですが、こちらでも地域の秋祭りがおこなわれていました。太鼓が鳴り、御神輿が行き、法被姿のたくさんの人がそれを引っ張って、本来の日本の秋が戻ってきたことをしっかりと感じました。
こんな風景をみると、子供の頃に地元・頭島で御神輿と一緒に練り歩いたことを思い出します。(途中休憩でもらえるお菓子やおつまみが目当てだっただけ。)
頭島の秋祭りは、確か今年も中止のはず。いつか復活させたいなあ。。
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でも今はそれに匹敵するおまつりが、頭島には誕生しているのです!
「頭島あかりまつり」が開催されました!
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そうなんです、先月のはじめ9月2日(土)!
4回目となる頭島あかりまつりが行われました。
はやいものでもうひと月以上経ってしまったのですね。。。
反省はさておき振り返りましょう!
まずは、知らない方のための「あかりまつりってなんぞや?」(以下引用)
かつて、頭島の祭りには、島民がそれぞれの家で作った灯篭を神社境内までの道の脇にならべてお供えする風習がありました。ところが近年、人口の減少に伴いその風習もすっかり廃れ、いまではほんの数個の灯篭がおいてある程度になっており、なんともさびしい限りです。
再び「行燈(あんどん)並ぶ島の夜」を再現したい。
そんな思いを込めて、島民や地元の方々、そして観光客の方々と一緒に、それを体験できるお祭り開催を企画し、2018年に始まった「頭島あかりまつり」。
これまで2年連続で、行燈(あんどん)作りなどアートと癒やしのワークショップブース、島のお店や地元の方々によるおいしいもの、素敵なものが並ぶ「あかりマルシェ」、そしてみなさんの作った行燈(あんどん)の中での音楽会と、様々なイベントをご用意することができました。
2020年度もがんばろうと計画を練っていた矢先の新型コロナウイルス感染症拡大。
様々な方策を検討いたしましたが、まつり関係者で協議の結果、本年度は中止ということになりました。
また来年の再開を誓い、計画を練ってまいりますので、どうぞ皆様には、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
頭島を訪れてくださる方々、みんなの心に、よろこびのあかりが灯ることを願っています。
2020年6月 頭島町内会 あかりまつり実行委員会
2020年、21年と中止を余儀なくされ、昨年はあいにくの天候。
外出制限などもやっと落ち着いた今年、天気にも恵まれた中での開催となりました!
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発足から公の場でのご挨拶はSNSにとどまっていたBIZEN CREATIVE FARMとしては、初のイベント出展。これを機に市内外のたくさんの方に知って欲しい!そんな想いで参加させていただきました。
言い出しっぺの吉形は急遽参加できなくなりましたが、会場では代表の南さん、メンバーであり10/29開催のWS講師でもある橋本誠さんが、古本市とZINEの見本展示でブースを展開してくださいました。
ZINEという文化をたくさんの人に知ってもらい、編集やデザインに興味のある方にはFARMでいろんなプロジェクトに関わってもらえたら嬉しいな。。
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ちなみに今年の会場は、「日生町漁協頭島支所カキ処理場」エリア。頭島の漁師さんのご協力で開催に至ったそう。
主催者から聞いた話によると、来場者はなんと1000名超え!すごい!
また、メインとなる行燈をつくりたい子どもたちもたくさんで大変だったとのことです。
新しい運営体制となったそうで、今後さらに規模が大きくなること間違い無し。
頭島、アツいです!
お邪魔しました、そしてありがとうございました!
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ステージを盛り上げる演者さんや、さらには鴻島からのお客さんもいらしてたそうです。エリアを超えて・島を超えての交流も生まれるおまつり。そういうの、なんだかいいなあ…。
ちなみに。
ある地元出店者の話によると、ステージの演目が終わった後もどこからか音楽が聞こえ、お酒片手に盛り上がっていたとかなんとか。笑
おまつりだもの、一期一会の出会いに乾杯!
頭島関連の話題なので、すこしだけ個人的な想いを。
頭島のお祭りは、お宮までの坂の参道にずらりと行燈が並べられていました。その灯りに誘われて備前焼で作られた狛犬に迎えられたものです。
私も小学生の頃は制作していました。
半紙3枚にそれぞれ好きな絵と季節の言葉と自分の名前・学年を書き、それを木製の木枠に3面だけ貼り付けます。
完成したら自ら支柱に吊り下げに。○○ちゃんはもうきてる!、わたしはどこにしようかな、なんて考えながらくるっと電球をまわし、釘に木枠をひっかけます。今思えば、表現の発表会だったんだなあ。
そんな伝統も少子化とともに数は少なくなり、今では数個並ぶのみ。
なんとかしようと、立ち上がってくれたのが頭島出身であり当時実行委員長の松崎さんご夫婦でした。
「いまのちびっこたちに、原風景を記憶にのこしてもらえたら、いつかきっと思い出と一緒に帰ってきてくれたり、遊びに来てくれるはず。」
そんな想いを持たれている松崎さんに、心から感謝・共感しています。
年々島民が減っている頭島であかりまつりが生まれたこと、そして毎年形を変えても行われるのはもの凄いことだと思います。
頭島出身の人が帰ってくるきっかけになったり、新たに頭島のことを知ってもらえたりするのがとても嬉しい。
離れているせいでできることが限られるのが残念だけど、心から応援しています!これからもよろしくお願いします。(吉形)