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そろそろ箱物行政をアップデートをしないか?
スタートアップの支援拠点が地方につくられることは大歓迎だ。しかし、立派な「箱」が完成しても、「仕組み」がイマイチなケースも多い。どのような支援の仕組みがあるかで、その支援拠点の価値が大きく変わるのだ。
同じことが、最近のコワーキングスペースにも言える。おしゃれな「箱」を用意しただけでは、単なる作業部屋である。スタートアップの支援拠点もコワーキングスペースも、「箱」の運営者が「仕掛け人」であり「コンサルタント」にもなっていかない限り、スタートアップは盛り上がらない。
とは言え・・・
自力でスタートアップを起動に乗せられないような起業家は、たとえ支援を受けてある程度の離陸ができたとしても、結局は力不足で消えていく可能性も高い。
とは言え・・・
スタートアップは、離陸するのが一番難しく、ある程度軌道に乗れば後は自力で高度を上げて大空へ飛び立てる者もいる。だから、スタートアップの初段階で支援をすることが大切だ。
これからのスタートアップ支援は、箱物だけではなくしっかり練られた仕掛けもセットで考えて欲しい。そして、仕掛けをより活かすためには運営者が積極的なマッチングを行なったり、コンサルティングを行なったりする必要がある。
場所作り → 仕掛け/仕組み → 運営者による高度なコンサルティング
運営者による高度なコンサルティングを成功させるためには、民間から優秀で情熱的なコンサルタントを招聘するのがよいだろう。しかし、そのような人材が本当に確保できるだろうか。問題はそこだ。
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![小寺正浩(事業支援プロデューサー)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14115276/profile_1691e33b14e06cc728e3ce71e674eecf.png?width=600&crop=1:1,smart)