「矢印」の意味!?
突然、「矢印」と言われても‥‥。
みなさん、資料を作るときに、「矢印」を引くことがありますよね。
「矢印」を使うことで、プレゼンテーションの資料だったり報告用の資料だったり、四角や丸の図を矢印でつなげてストーリーの流れやモノや情報が動いてく向きを分かりやすく示すことができます。
たぶん、この矢印の種類もいろいろあって、
太線の矢印、細線の矢印
実践の矢印、点線の矢印
赤色の矢印、青色の矢印、黒色の矢印
矢印の先が三角、矢じり、角線
などなど、
見栄えがよくて分かりやすくするために、矢印の種類を変えていろいろと工夫をしてると思います。
ところで、この矢印の種類ですが、何となく使っていませんか。
実は、プレゼンテーションの資料や報告用の資料を作るときに矢印の種類に意味を持たせると、ワンランク上の資料になるのです。
例えば、コンサルティングで業務プロセスを描くときには、
業務プロセスには、
(1)業務の流れ
(2)情報の流れ
(3)モノの流れ
の3つの流れを示します。
このとき、
業務の流れを 黒色の実線の矢印
情報の流れを 黒色の点線の矢印
モノの流れを 黒色の太線の矢印
で書き表せば、
それだけで業務プロセスの資料は、パッと見るだけで流れが区別できるワンランク上の資料になります。
これから「矢印」の意味を意識して資料を作ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとだけランクアップできますよ。
後記)
私がコンサルタントになった頃にコンサルティングの師匠から
「この資料の矢印の意味は何か?」
と資料を作るたびに聞かれました。
そうして矢印の意味を意識して資料を作り始めると、企業の皆さんに伝えたいことが伝わるようになってきました。
いいトレーニングだったなぁと、今さらながら思い出されます。
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