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ネクタイは何のためにするの?

このお話は、業務効率化の例でお話しをするネタの一つです。

では、皆さんにお聞きします。

「ネクタイは何のためにするのですか?」

「そりゃあ、社長に会うときや客先に行くときの礼儀でしょう」
「フォーマルな服装には、ネクタイをするのが当たり前ですよね」

そんな答えが聞こえてきます。


ということは、ネクタイは装飾品なんですかね。
でもよくよく考えると奇妙なモノじゃないですか。首に巻いて、ブラブラとぶら下げて。

実は、ネクタイは防寒具なんですよ。
寒い時に首もとを閉じて、冷たい空気が首から入らないようにすれば寒さをしのぐことができる。

よく
『3つの首(首、手首、足首)を防寒する』
と言いますよね。

もともとネクタイは、ローマ帝国のローマ兵が、寒いヨーロッパの遠征中に防寒のために首に巻いた布だったようです。
それが時を経て、場所を移動するうちに装飾品のようなモノになってしまった。

本来、日本にはネクタイなんて無かったし、湿潤温暖な日本では夏にネクタイをするなんて考えられません。

今はクールビズで夏にノーネクタイの企業も増えましたが、ネクタイ業界はネクタイに扇風機をつけて首もとを涼しくするネクタイを発売したこともある。
なんだか本末転倒だと思いませんか。

自分たちが日頃当たり前のようにやっていることでも実は、何の目的も意味もないことや本来の目的から外れてやられていることがたくさんあります。これが業務効率を落としているモノの正体です。

自分たちがやっている業務について

「これってなんのためにやってるのかな?」
 
と考えてみてください。

答えられないものがいっぱいあるかもしれませんよ。

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