仕事のやり方をシンプルにしよう!
仕事の効率化で「RPA」を導入されている企業も増えてきましたが、実際にRPAを使って、私がやっている作業をプログラムして気づいたことがあるのです。(RPAとは、パソコン上の仕事を自動でやってくれるツールです)
RPAを使うには、自分がやっている作業を手順にする必要があります。それは、その手順に従って、プログラムを作るからです。
例えば、Excelを使った作業で言うと
・どのファイルのどのシートを開くのか
・どのセルを選んでコピーしてどのセルにペーストするのか
・ペーストした値をどの関数で処理するのか
・処理した値をどのセルに書き込むのか
などなど、一つ一つ手順にすることで、ようやくRPAにプログラムすることができます。
プログラムが終わって“Start”ボタンを押すと、自分がやっていた処理と同じことが、ディスプレイ上で自動で処理されるのを見ることができます。
実際に目の前のディスプレイで自動で処理されるのを見ると、
「なんでこんな無駄な動きしてるの?」
「処理時間がかかりすぎてない?」
と気づくことも多々あります。
どうも、客観的に自分の作業を見ている感じがするのです。
結局のところ、そもそもの自分の作業手順が悪ければ、RPAで自動処理される作業も効率が悪いし、スピードも遅い。そうなると、その分、処理にかかる時間が長くなってしまう。
「自動でやってくれるのだから、多少 時間がかかってもいいでしょ」という考え方もできないわけではありませんが、その少しの時間が積み重なれば膨大な時間のロスになりますし、手順が複雑になるとプログラムも複雑になるので、それだけミスやエラーが起きる可能性が高くなり、対処するための時間も取られてしまいます。
RPAを使うか使わないかに関わらず、あなたも一度、仕事のやり方をシンプルに見直してみませんか。
同じことが今よりももっと楽にできるようになりますよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
拙著
『中堅・中小企業のための
確実に結果に導くプロジェクトディレクション』
書店にて絶賛発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4495540637/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆