走りながら考えましょう
「改革したい」というクライアント企業と一緒に
・どうなりたいのか
・そうなるために何が課題なのか
・課題を解決するために何をするのか
・どう計画的に課題を解決するか
を検討し、決めていきます。
そして、その計画を実行に移し、クライアント企業が“なりたい姿”になれるように、過去からの制約にへこたれたり、見えないしがらみに萎えたりする社員の皆さんと一緒になって成果が出るまで伴走します。
いわゆる、最初にしっかりと目標を定めて、目標を実現するための計画をきっちり立てて着実に計画通りに進めましょう!というオーソドックスなスタイルです。
ところが、最近はこのスタイルで上手くいかないケースが増えてきています。
つまり、その企業を取り巻く環境の変化が早すぎて、短期間で目標を見直したり計画を立て直したりする必要があって、じっくりと腰を据えて改革活動を進めようと思っても、途中で「ちょっと違うなぁ」と感じてきてしまうのです。
そこで、ある会社のコンサルティングで、ざっくりと大まかに目標感と実行計画を作り、「その目標感の方に進んでいればOK。 とにかく早く課題の解決策をやってみて、ダメだったら違う解決策を考えてやる」というように、走りながら考えるやり方で改革活動を進めています。
『デザイン思考を使った改革活動』とでも言いましょうか。
このやり方は、コンサルティング提案が難しくて、「走りながら考えましょう」と言っても全然、企業には採用してもらえませんが、今の企業にはすごく合っていて、活動の進みが早くなるし、効果も早く出始めています。
「ちゃんと計画立てて‥‥」は正統なスタイルなのですが、ちょっと視点を変えて、走りながら考えてみるのも、これからの改革活動のスタイルとして一つの手だと思います。
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