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本当の問題はなんなのか?

あなたは、会社で問題があればそれを解決しようとしますよね。

ところであなたは、どういうことを「問題」と言いますか?

Webや書籍を見るとさまざまな定義がありますが、「問題」とは「"期待される状態"と"現実の状態"のギャップ」を言います。

例えば、

「一日に400個の部品を加工する」という ”期待される状態”があって、
「一日に368個しか加工できなかった」という ”現実の状態”がある。

ここには明らかなギャップがあって、この加工工程には問題があると言えます。

これは分かりやすい例なので

「問題なんてすぐ気づく」

と思いますよね。

ところが実際には、問題に気付かない企業は意外と多いのです。

あなたの会社では、何が問題か分かっていますか?

最初にお話しした「問題」の定義を見てみると、問題が分かるためには、『期待される状態』が何で『現実の状態』が何かが分かってないといけません。

普通の企業であれば「今、どうなっているか」ぐらいは分かる。
つまり、現実の状態は分かります。

ところが「期待される状態は何ですか」と聞くと、
たいていは、人によって違っていたり、分からないという返事がかえってきます。

簡単に言うと「期待される状態」が決まっていないということ。
これではあなたも何を解決すればいいのか分かりませんよね。

あなたの企業の本当の問題は、実は「期待される状態」が決まってないということかもしれませんね。

あなたは「期待される状態」をちゃんと言えますか?

もう一度社内を見渡してみてください。

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