業務を減らしたいけれど‥‥
「もっと効率的に仕事がしたい」と思ったり、「生産性を上げろ!」と言われたり、今、自分がやっている仕事を見直したいと思っていませんか?
企業の業務改革で、社長や経営トップから受ける要望のひとつが
「やらなくてもいい業務を無くして欲しい」
ということ。
社員の皆さんがやっている作業や業務の中で、“過去からやっているから”という理由でやり続けている作業や業務があると思います。
でも、何のためにやっているのか、なぜそれをやっているのか、がよく分からないという業務もある。その中から、“やらなくてもいい業務”を見つけて無くすだけでも、大きな効率化になります。
そのような考えから、社長や経営トップからは「やらなくてもいい作業や業務はやめろ」と担当者に指示が出るのですが、担当者が、今やっている作業や業務を自分の判断でやめるというのは、そんなに簡単なことではありません。
自分ではいらない作業だと思っても、もしやめたら何か問題が起きるのではないか、どこかの作業が止まるのではないか、そんな不安があるし、現実に問題が起きたら叱られるのは自分だし‥‥。
そんな心理が働くので、担当者からは
「やらなくてもいい作業や業務はありません」
という報告が上がり、思ったような効果が出ることはありません。
思うに、担当者の方々がやっている作業や業務で、やらなくてもいい作業や業務なんて本当は無いのではないでしょうか。
ただ、やり方を変えてみれば、今やっている作業をやらなくてもよくなったり、違う業務に置き換わったりして、そこで初めて、今やっている作業や業務は“やらなくてもいい作業や業務”になる。
業務を減らしたいけれど‥‥、と思ったら、まず
『やり方を変える』ことから
考えてみてはいかがでしょうか。
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