マネジメントの仕事って?
コロナ禍の影響もあって、「秋の大祭」と言った氏神様のお祭りも中止や延期になってしまったようですが、普段であれば、お祭りのときに、皆さんのお住まいから近くの氏神様までお神輿を担いで練り歩きますよね。
そこで、必ず見かける光景が、重いお神輿を担がずに笛を「ピッピッ、ピッピッ」と鳴らしてリズムをとる人や、ただでさえ重いお神輿の上に乗って、「わっしょい、わっしょい」とか掛け声をかける人。
「あいつ何してるんだ?」
「なんで、あいつだけ楽してるんだ」
「みんなで担げよ!」
と思いますよね。
ところで、お神輿を担ぐ人たちは、上へ下へと軽快にお神輿を振るのですが、この振るタイミングがずれると
担ぎ手の肩に重いお神輿がズシりとのしかかります。
そうなると、せっかくの奉納も台無し。
みんなが息の合った動きをすることで、初めてお神輿の練り歩きは成功するのです。
先にお話しした『掛け声だけ出して、何もしない人』
この人の存在価値は、実は、担ぐ人たちみんなの息を合わせる重要な役割を果たしているのです。
まさにこれが『マネジメントの仕事!!!!』
マネジメントの仕事は、実作業をやることではありません。
お神輿を担ぐことではなく、担ぐ人たちみんなの息を合わせることです。
部下が息の合った働きをすることで、初めて仕事は成功します。
「マネジメントの仕事って」何となくイメージできましたでしょうか。
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