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放送大学の情報コースを受講した理由と1ヶ月目の所感

今月頭に書き公開忘れ、もう5月も終わろうとしている。

4月から放送大学の情報コースをスタートして約1ヶ月が経った。約9年ぶりに大学生に戻ったわけだが特に大きく何か変わるわけではなく、仕事の前後に教科書やオンライン教材を使って数学や計算理論などの勉強を行なうようになった。

こちらがこの半年の履修科目。

## 初学期の受講科目
初歩からの数学(’18)
演習初歩からの数学(’20)
入門微分積分(’22)
演習微分積分(’19)
情報学へのとびら(’22)
計算の科学と手引き(’19)
情報理論とデジタル表現(’19)
アルゴリズムとプログラミング(’20)
情報ネットワーク(’18)

数学や計算理論から学び直す理由

仕事でソフトウェア開発を行う中でコンピューターのもっと根本的な原理原則を知りたいと思ったのが一番の理由。コンピューターの根本的な仕組みを知ることでコンピューターという計算機が人間の活動に応用できる幅の広さを実感したかったというのが自分の中の大きなモチベーションにはなってると思う。

わざわざ大学に通う理由

今どき良質な講義は無料で公開されているし、オライリーの本でしっかり学べば相応の知識を得ることはできると思う。学位という権威づけを得られる点は大学のメリットではあるがそれも昔に比べると弱くなってきている気もする。そんな中で大学に通うというとほとんどの友人に「なんでわざわざ大学に入るの?」と質問された。

「締切があるから」や「コンピューター科学という学問を理解するための教材が体系的にまとまっているから」などいろんな理由は思い浮かぶが一番の理由は結局は「働きながら大学で学ぶというのがなんとなくワクワクするから」が一番大きな決め手だと話しながら整理できた。

無料で良質なコンテンツが溢れてる世の中だからこそ学習を貫徹するためのモチベーションを得ることにお金を使うことが大事で、私の場合はそれが大学で学ぶというワクワク感だったのかなと思う。

1ヶ月でなにをしたか

高校でまともに勉強しなかった数学をやり直したのがこの1ヶ月一番注力したこと。指数・対数関数から様々な関数、極限や微分積分を理解1割くらいで突き進んだ(7月までに何周でも復習する必要あり)。

あとは「情報学へのとびら」でコンピューター科学の全体像を掴む&重要なワードを一通りインプットして「計算の科学と手引き」と「情報理論とデジタル表現」で情報や計算を数学的に理解することを学んだ。

ただし、学んだというのは理解したというわけでなく概要を掴んだレベルに過ぎない。というのも、やはり大学で学ぶ上で気にしなくてはいけないのは締切であり7月の試験がそれである。なので、7月の試験をパスするためにある程度効率的な勉強方法を考えていくことが必要になる。私は学生時代から部屋にこもって長時間集中して勉強することが得意ではないのでまずは全体を5割理解でなぞってから徐々に全体の理解度を上げていく作戦で行くことにした。

下記のようにNotion上で進捗を管理しながら4,5,6月で目標を立てた。4月は1番の難関である数学をとにかく一周することとその他科目の問題集を作成することに注力することにした。問題集というのは教科書を見ながら出てきた重要ワードを「パリティビットとは何か?」のようにこれまたNotionに書き出していくことを指す。これはアクティブリコールする時に活用するため早いうちにやっておきたかったので4月の計画に組み込んだ。

上記で書いたアクティブリコールなどは以前読んだ人間が学習する上で何が効率的かを解説してくれる下記の2冊の内容から学んだ学習法である。独学する上で自分の経験に頼るよりも科学的に人間が学ぶのに効率が良いやり方を取る方が成果が出やすいと思うのでこれらの本に出会えたのはとても幸運だったと思う。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000993/

https://honto.jp/netstore/pd-book_31812747.html

5月が始まって

特に数学に苦戦しまくって4月のノルマは未達に終わったので計画を修正する予定。5月はGWで少し巻き返せたのでなんとか計画通りいきたいところ。

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keita
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