2学期が終了したので振り返る
まだ結果は出ていないが一通りの試験を受け終えたので一旦終了ということで2学期を振り返る。今期は以下の科目を履修した。
前回振り返りの通り、今期は数学の理解に多くの時間を割いた。ただ時間を割いても割いてもその深淵が少し広がるばかりで、高校年代にこれらを勉強していた人は本当に凄いな〜と思った。
今回は履修科目のバランスを「強敵を2つと馴染みあるもの4つ」に調整したこともあり前回のような明らかなキャパオーバーを防ぐことができた。ただ、それにも関わらず「入門微分積分」に相変わらず追い詰められてしまったのは勉強計画の甘さにあったのかなと振り返ってみて思う。
なんでそんなに追い詰められていたのか
単純に学習時間が足りなかった。ただ、数学に関しては1学期に苦しめられたこともあり時間がかかることを想定して事前に数学の復習を始めていた。それにも関わらず入門微分積分にギリギリまで苦しめられたのは、勉強頻度のバラツキと時間配分の悪さにあったと思っている。
学期開始当初は数学含め満遍なく勉強を進めていたので良い頻度で復習ができていた。だが、途中で「メタプログラミングRuby 第2版」「問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造」が面白くてついつい学習時間が大幅にこれらに寄ってしまった。この間に数学系の勉強が完全にストップしたことで浅い理解の状態で良い復習サイクルが取れずに頭から消えていってしまったのであった。
その後、学習時間をほとんど数学に全振りするも時間が全然足りずギリギリまで追い詰められる結果となったのだと思う。
学習方針変更とその反省
勉強頻度のバラツキと時間配分の悪さが生まれて背景として今期から試していた学習方針が原因だろうなと思っている。
以前は「短時間で区切って複数の学習内容(仕事の勉強も大学の勉強も)をローテーションする」というルールをもとに学習を進めていたので自然と復習サイクルが保たれていたのだが、全然計画通りに進まなかったのと折角面白くなってきたところで別の科目に映らなくちゃいけないのが嫌で今回は学習方針を変えていた。
今期は「今やりたいと思う内容をある程度重点的にやる」というアバウトな方針を試していてローテーションのサイクルなどをあまり気にしていなかった。個人的にこの方針の良かったところは、やりたいベースで学習をするのでモチベーションが湧きやすく内容が吸収しやすい点にあったと思う。
ただ、一つの学習にかける時間制限を全く設けていなかったので興味を持つとずーっとそればかりをやってしまい、他の科目の復習を全くしなくなってしまう点が欠点だったと振り返ってみて思う。
モチベーションは高かったものの復習サイクルが回らずに効率の悪い勉強をしてしまっていたなと思う(ただ楽しく勉強するのであればこれで良いのだが試験という期限があるためそうもいかず効率的な学習方法は常に頭を悩ませるところである)。
それらをふまえて3学期の学習方針
今回良かった点と反省すべき点を振り返ってみて、次学期は以下の方針で進めてみようと思う。
やはり自分の中の「今やりたい」気持ちは大事にしたいのでそれを軸に置きつつ、そればかりに集中してしまう課題は仕組みでカバーしようという戦法である。
よって、今回のように6科目 + メタプロRuby&データ構造とアルゴリズムを月50時間(10h/週 × 5)で配分する場合、最低6時間(1回1.5hとするとほぼ週1回はやるイメージ)は時間を確保する。また最大でも25時間(1回1.5hとすると週3回以上はやってはいけないイメージ)を超えないようにするようにしていきたい(たぶん)。
とまあ、最初は意気込んでいても大体途中で計画倒れするので無理そうだと思ったらその辺は柔軟に改善を加えていく予定。
ところで、高校数学を一通り学習してみて
1, 2学期を通して一応高校数学を一通り網羅したと言えるのではなかろうか。理解はまだまだ全然だが、前までは式を見てもなんのことやらだったものが「XXXに関係してる気がする・・・」と思えるようになっただけでも進歩だと思いたい。
勉強する前は「数学いまさらやってもな。。実際使わんやろうしなあ。。」と思っていたが、「実際使わん」のではなく「実際使わんでいいくらい、すごい開発者たちが便利なインターフェースにして私たちの生活に提供してくれてる」のだと思い直した。
また、やってみて面白いと思ったことは、数学の解法は概念の発明だと感じた点だった。公式を暗記するだけでは気づけないが、その公式を生み出すために歴史上の数学者たちがどんな概念を生み出していったかを垣間見れるのはとても興味深かったし、世の中の便利なものや考え方はその概念の応用であることが多いので数学の概念を理解することは様々なものごとを理解する土台になるんだなと感じることができた。
次学期から2年目に突入
元々、3年間での卒業を目標として入学した。「3年って長いなー」と思っていたがもう1年目が終わったのかと驚いている。
入学前は本当に時間が取れるのか、今の業務のキャッチアップが疎かになるのではないかと不安だったがここまで意外となんとかなっている。大学の学びが業務にも直結するという感覚はまだないが(抽象レイヤーでは確実に直結しているとは思う)、ものごとの見え方は少しは変わってきているんじゃないかと思う。
3学期始まるまでの時間は業務関連の勉強や微分積分の理解力向上、線形代数の予習を頑張りたいと思う。次はC言語の講座を取りたいな。