【海外ビジネス】SNSあるあるへの突っ込み(を粛々と行う。)~ドバイ編part5.~
SNSでよく見るドバイ情報の “あるある” について、批判ではなく、粛々と “突っ込み” 、解説する第5回目。
(複数回にわたると飽きるか? 中東まわり/海外ビジネスで書いてほしいことがあればリクエストください)
そんな今回は
“ドバイは年中天気が良くて暑い”
について深堀します。Let’s get started!
あるあるCase7. “ドバイは年中天気が良くて暑い”
⇒ △ 基本天気は良いけどシーズンがあるよ
UAEは砂漠気候のため、毎日天気予報をチェックしなくて済むほど晴れます。一方、気温については、4~10月は気温が上がり平均気温は38~42℃程度となり、最も暑い7~8月は50℃超えが何日も出てきます。(ヒー)
11月~3月は24~33℃程度に下がり、ドバイのベストシーズンになります!特に1月~3月は最低気温が10℃前後まで下がり、この時期は雨だって降るのです。
デザートサファリや、ドバイの屋外のアクティビティーを楽しみたい方は、11月~3月にドバイに来ることをおすすめします。
厄介なのが、砂嵐
ドバイの生活はこの砂との戦いと言っても過言ではありません。
ドバイは高層ビルに囲まれた近代都市であると思っている方が多いと思いますが、郊外に車を20分も走らせれば辺りはビッシリ砂漠です。
高層ビルが立ち並ぶ近代都市はダウンタウンドバイやマリーナ等ごくごく一部の地域です。だから砂が飛んでくるのです。
砂漠方面から風が吹いている日は、あたりが砂だらけになります。ドバイの建物は比較的古い建物のほうがしっかり造ってありますが、それ以外の最近の突貫工事で作った建物はサッシの密閉度がかなり低く、窓を閉めていても家の中に砂が入ってきます。
砂嵐の後、自宅やホテルのバスタブにお湯を張って入ろうとしたらそこに砂が貯まっていたという事はよくあります。
最近は異常気象も
UAEを含むサウジアラビア、オマーン等他の砂漠気候の都市でも、最近は大雨が降るなど異常気象が続いています。
8月に私がドバイに行った際にも、UAE全土にドイヒーな砂嵐・大雨といった荒れた天気の日が何日かありました。
冬になると砂の他に雨が降りますが、この雨が降ると都市機能が一部麻痺します。それは、ドバイやUAEは雨が降ることを前提に都市開発がされていないためです。
排水機能がないので、水溜りができると何日も水が引かなくなります。また、ドバイ空港は雨が降ると地上オペレーションに支障が出て、必ずフライトが最低でも3~6時間程度遅延します。困る。
更に、雨が降ると交通事故が激増します。困る。
雨の日にどの様に運転したら良いのか知らない人が多いからです。
とはいえ、冬になると気温も丁度よく快適に生活できるため、砂漠でバーベキューをしたり屋外アクティビティーが楽しめます。
砂漠でみる夜空はお勧めです。🤩🌟
まわりに何もなく、空気も澄んでいるので星はハッキリよく見えます。
ドバイで近代都市を楽しむのも良いですが、日本ではあまり見れない砂漠に出かけてみるのもおすすめです。
今日はこのへんで
to be continued…
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