心書 Vol.179「偉そうについて考える」
メッセンジャーのあいはらさんが、飲みの席で
店員さんに向かって偉そうな物言いをする人のことを指して
「偉そうにしているおっさんはちっとも偉くない」
とおしゃっておられた。私も
「自分ですごい言う奴にすごい奴みたことない」
と万有引力の法則くらい確信している。
ちやほや相手して欲しい、褒めて欲しいんだろうが、
せなあかん努力を間違えている。
社長という肩書に変わって、展示会などに行くとちやほやしてくれる。
やっていることは今までとほぼ変わりない。変わったこととすれば、
某コンサルの契約期間が当初の予定より伸びていることに
嫌ごと言われる回数が減ったくらい。
ただこのちやほや環境に慣れると、ちやほやしてくれない相手におや?
と感じてしまうかもしれない。それは自分に対する評価であり、
失礼なのは言外として、その反応を正直に受け止めて
心の感じ方から自分の調子を修正したい。
評判は人が作る物であり、自分発信の訴えなど、阿保の遠吠えに他ならないのこころだ。