心書 Vol.220 「玉を捏ねる」

会話について考える。

会話はキャッチボールと言われる。

ボールを受けて次投げる時、

ボールをすぐ返すのではなく、こねこねして返す。

こねこねしている時、

何が良い答えなのか、何を求められているのか考えている。

こねこねしている間にハードルが上がる。

岩瀬のスライダーか、星野伸之の90キロのスローカーブか、

考えて、考えて結局は120キロの棒球しか投げられない。

こういう会話の返しがツキを逃す。

こねこねせずにすぐ投げるのココロだ。

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