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心書 Vol.262 「歴史」
歴史について考える。
所属している団体の経営計画発表会が6月にあり、
自社の経営計画をリアルな数字を見せながら、
経営者の皆さんに計画を見てもらって、
色んな視点でご指摘・アドバイスをいただく発表会があります。
発表やってくれへんと言われて、良いですよぉと返事したら、
9月に全国大会もあるからねと言われて
「聞いてないよぉ」と
ダチョウ倶楽部のモノマネをしてももう遅い。
と言う理由で先輩経営者の方に、
計画の内容やわかりにくい点を
チェックしてもらっています。
会社の歴史を発表するのですが
創業から60年で過去のことはわからないので、
昔のことは会長に書いてもらいました。
見てみると
なんかする時100%借り入ればっかしやな
創業のときは結構無茶してたな
最近になると抽象的で何言いたいかさっぱりわからんな
自分が子どもの時見たイメージと
実際やっていた大人たち(叔父、父、社員さん)の思いが
今の自分に幾重にも重なる何層もある菱餅のような感情が湧いてきます。
先日桂塾長に言われたこと、
目先の枝葉ばっかり見ている、もっと木の幹を見ないとあかん。
創業した時はそんな枝葉なんか見てなかったはずやで
創業のところに書いてありました
叔父(初代社長)が実家の文具屋を継ぐべく会社を辞めるが、
文具業界の将来に不安を感じ、
印刷業を起業するために近くの活版印刷の会社に1年間技術修行に出る。
60年で干支が一回りして、印刷業の将来に不安を感じる今がある。
やるっきゃない、土井たか子を思い出す48歳。