どんな時でも誰にでも、必ず「 ! 」が降りてくる。
アイデアの百科事典
企画営業・マーケター・クリエーター・商品開発・起業家……
一生使える必携の書。
煮詰まった/ネタ切れ/思いつかない/パクりたい/
変えられない/才能に自信がない/どうしたらいいかわからない……
◎数々のアイデア法をツールとして読者自身が試せるように、
具体的な手順を思考のレシピとして解説、具体例(サンプル)も明示し、実用性を追求。
◎一方で、その底にある心理プロセスや、方法が生まれてきた
歴史あるいは思想的背景にまで踏み込み、知の営みの縱橫のつながりを理解する。
単なるマニュアルには留まらない、眠ってしまった創造力と知的探求心を挑発し、
呼び起こす、アイデアの百科事典。
■解説する技法一覧
発想法や創造性開発の分野だけでなく、本書では類書が扱う範囲を超え、
科学技術、芸術、文学、哲学、心理療法、宗教、呪術など多くの分野を渉猟し、
新しい考えを生み出す42の技法をまとめている。
01 バグリスト/02 フォーカシング/03 TAEのマイセンテンスシート/
04 エジソン・ノート/05 ノンストップ・ライティング /06 ランダム刺激/
07 エクスカーション/08 セレンディピティ・カード/09 フィンケの曖昧な部品/
10 ケプナー・トリゴーの状況把握/11 空間と時間のグリッド/12 事例-コード・マトリクス/
13 P.K.ディックの質問/14 なぜなぜ分析/15 キプリング・メソッド/
16 コンセプト・ファン/17 ケプナー・トリゴーの問題分析/18 仮定破壊/
19 問題逆転/20 ルビッチならどうする?/21 ディズニーの3つの部屋/
22 ヴァーチャル賢人会議/23 オズボーン・チェックリスト/24 関係アルゴリズム/
25 デペイズマン/26 さくらんぼ分割法/27 属性列挙法/
28 形態分析法/29 モールスのライバル学習/30 弁証法的発想法/
31 対立解消図(蒸発する雲)/32 バイオニクス法/33 ゴードンの4つの類比(アナロジー)/
34 等価変換法/35 NM法T型/36 源内の呪術的コピーライティング/
37 カイヨワの〈対角線の科学〉/38 シソーラス・パラフレーズ/39 タルムードの弁証法/
40 赤毛の猟犬/41 ポアンカレのインキュベーション/42 夢見
古代の弁論家、ルネサンスのユマニストらが論じたように、
発想法は我々の知的営為の最初に来るもの、それゆえに最も肝要なものである。
正しく論を組み立てることも、構想を広げ、また現実化することも、
まず〈考え〉を始めることなくしては、成り立たない。
まだ誰も見たことのない何かに向けて考え始めよう。
ここに集めた技法は、そのための道具(ツール)である。
――著者「まえがき」より
<著者略歴>
読書猿(どくしょざる)
正体不明、博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)