話し方で、男は決まる
櫻井 弘 / 著
「人間関係をよくするコミュニケーション」という観点から、
相手の感情に意識を向けるためのポイントを27にまとめた!
【話す「内容・テクニック」より、話すときの「意識」】
「話し方」というと、
「論理的に話す」「しっかり伝える」「話す内容」
が大切だと思っている人が多いでしょう。
もちろん、話すテクニックや声、話す内容の面白さもあるに越したことはありません。ただ、こうしたスキルやテクニックをいくら磨いても、
「あるもの」がなければ、せっかく身に付けたスキルの効果は半減してしまいます。
その「あるもの」とは……、相手に対する「意識」です。
◎相手は、自分に何を求めているのだろう?
◎この話の目的は、何だろう?
◎どうしたら相手は喜んでくれるだろうか?
◎この言い方をしたら、相手はどう思うだろう?
◎相手は何を認めてほしいのか?
◎ちょっと緊張しているのかな?
◎今日は何か嫌な(うれしい)ことがあったのかな?
などなど、相手の思いや考えを想像し、それを意識してコミュニケーションを取れるかどうかで、あなたの説得力や、相手に与える印象が大きく変わります。
相手の感情に意識が向けることができれば、「モノの言い方」「言葉の選び方」はもちろん、「表情」「しぐさ」「間の取り方」「ネタの拾い方」「話題の広げ方」なども、おのずと変わってきます。
今まで身につけてきたコミュニケーション・スキルもさらに効果を発揮するはずです。特に男性は、その「意識」ひとつで、相手の印象が大きく変わります。【お客様】【上司・部下】【女性】【家族】【友人】といった人間関係がどんどんよくなります。
「人間関係をよくするコミュニケーション」という観点から、相手の感情に意識を向けるためのポイントを27にまとめたのがこの本です。
櫻井さんが話し方講師として30年以上にわたって培ってきた経験や、
受講生の悩みから導き出したエッセンスを凝縮した1冊です。
相手に思わず「この人、大人だな」と言わせる男のコミュニケーション術、満載です!
<著者略歴> 櫻井弘(さくらい ひろし)(株)櫻井弘話し方研究所代表取締役社長、(株)話し方研究所顧問。コミュニケーションの原則に基づいた、日常の話し方・聞き方を発信・指導をしている「話し方・コミュニケーション」の第一人者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)