復唱するべき?しないべき?
ビジネス電話のマナーで復唱は絶対すべきもの。と数々のマナー本に書かれていると思いますが、ネットをみていたらこんな記事を見つけました。
「個人情報は復唱しない」
業務上、個人情報の取り扱いには最大限の配慮をしています。スマホでの会話は周囲に聞かれていることを常に意識し、相手に確認する際も電話口ではメールアドレスや電話番号を復唱しないのがマナー
確かにノマドワーカーやシェアオフィス利用の場合、周りに人が沢山いるので、そんな中で会社名、名前、電話番号を復唱されたら個人情報ダダ漏れ。
最近はテレワークで、自宅で仕事の電話を受けるという状況も多くみられますが、窓を開けていたり、部屋の壁が薄かったり、家族もテレワークをしていたりというもの、個人情報漏洩リスクは高いですね。
そう考えると、相手に配慮するという意味では『復唱しないのがマナー』というのも、わからなくもないのですが、ここで忘れてはいけないのは『復唱をする意味』です。
復唱は『相手に安心感を与える』為にするもの。自分が復唱をすることによって、それが正しいかどうか、相手に確認をしてもらう作業です。
メールアドレスなど、こちらが言った後に向こうが返してこないと「本当にわかっているんだろうか」と感じたことがある方多いのではないでしょうか。
ビジネスアシストのメールアドレスの場合
@biz-assist.co.jpというドメインでbかpに聞こえたり、tがcやeに聞こえる危険性もあります。こちらでも気をつけて「ビズ、ハイフン、アシスト」や「ブラジルのB、東京のT」とお伝えしても、伝わらない時には伝わらないものです。
なので、相手の方から何の復唱もないと、メールが届くまでちょっとドキドキしています。
そうした経験からも、個人情報漏洩のために復唱しないのがマナーと言い切るのは、個人的にはいささか疑問を覚えます。
例えば、周りに人が沢山いるような場所や自宅で電話を受けた場合
一旦折り返しにして、人がいない所に移動してから電話する
テレワーク中と説明し、メールのやりとりに切り替えてもらう
など、他にも方法は沢山ありますし
このような時、このような場面が多い方こそ!
『電話代行』を使っていただくと便利ですので、ぜひお使いいただければと思います(笑)
結局のところマナーとは、『相手を大切に思う"気持ち"を形式化したもの』なので相手の目線で考えた時、自分が一番してもらって良いと思うことを優先すべきなのかもしれませんね。