コロナウイルスワクチンの予約受付に伴うNTT着信制限について
2021年5月6日午前中から、コロナウイルスのワクチン予約の電話が殺到し、電話回線がパンクした事が原因で、都内で電話が繋がりにくい状況が発生しました。
「ただいまおかけになった方面の電話は、大変混みあって、かかりにくくなっております」と流れたり、話し中で繋がらなかったりしていた為、ゴールデンウィーク明けから、かなりの企業様が対応に追われたのではないでしょうか。
実際当社でも、朝9時の始業をしてすぐに、お客様から電話が繋がらないという連絡をいただき、原因を調べていましたが、正式な報道が出たのは約2時間後の11時。
自社の電話機の不具合か、電話回線か、基地局に問題があるのかも分からない不安な2時間を過ごした事を考えると、もう少し早く報道してくれても良いのではないかと思ってしまいます。
しかし、コロナウイルスワクチンの予約は、始まったばかり。今回で最後ではありません。今回は都内でしたが、今後すべての地域で起こる可能性があります。
NTTの着信制限とは出ていますが、他キャリアでも、NTTの局内の設備を利用している場合があるので、結局NTTの設備がパンクをすればNTT以外でも繋がらなくなる場合があります。
また、局内がパンクしていると、電話転送などのサービスも使えない為、携帯へ転送や、電話が繋がる地域に転送ということも出来なくなります。
自社でできる対応策としては、今のところワクチン予約が落ち着くまでの間は、このような状態になる可能性があると言うことを、あらかじめお客様に告知しておく、電話が繋がらない場合の連絡先として、メールアドレスなどをHPに出しておく、お客様にお伝えしておくなどが有効でしょうか。
本来は、NTT側で回線を強化していただく、電話が殺到しないような仕組み作りをお願いしたいところではありますが...。
弊社でも、電話の専門家として、何かよい対応案などがありましたら、また共有させていただきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?