美容室は『個』の能力が必ず必要
通常の会社と美容室の違いは美容室はお店単位で見ると組織やチームになりますがお客様とスタイリストになると個々になってしまいます。
よく美容室をチームでなんとか立て直そうと思う人がいますが正直無理です。美容師は特殊な人の集合体でもあります。社会人でありながら全員がクリエイターなのです。機械的に動く人が誰もいないからです。
全体のバランスで色々調整は必要だと思いますが、美容室を立て直すなら最後は必ず個々の能力が必要になります。ある程度までなら組織として、チームとして立て直せますが持続化が難しくなります。単純に楽しくなくなります。美容師になろうと思う人は同じを嫌う人が多いのでみんな同じで機械の様な言いなりは必ず反発が起きてそのうち崩れます。もし崩れないとすると安売り店の様な何も考えたくない美容師を揃えるべきです。経営者はその方が儲かりますが労働に近いのであまり楽しくは無いかもしれません。(これは性格によります)
私の美容室はある程度の組織としての成長ほできたので今個々の能力を伸ばしています。
というのも少し前までは組織化が流行っていたので組織を意識していましたが今は個の時代なので組織はある程度無視しています。個々の能力が上がれば勝手に組織も成長するだろうと考えています。
美容師はお客様と1対1の職業です。途中誰も助けてはくれないある意味孤独な仕事なのかもしれません。そこで能力を発揮してお客様を沢山喜ばせることの出来る美容師が多ければ多い程美容室は大きくブランド化していくと思っています。
大きくなった時の準備だけ会社がしていればかなり大きくなるかもしれませんね。
美容室をこれから伸ばしたいなら個々の能力に目を向けてやってみるといいと思います。