滋賀県安土町【梅の川】~信長が茶会で使った水~
西の湖に注ぐ、湧水のひとつであった梅の川。
信長の家臣である武井夕庵が、この水で茶をたて献上したところ、
信長がたいそう気に入り、この地で茶会を催すときは、
好んで梅の川の水を用いたと言われています。
武井夕庵は信長の有能な秘書で、安土城内には夕庵 の屋敷があった
といわれています。
また信長は、茶の湯を政治的に利用しました。
この政策を御茶湯御政道(おちゃのゆごせいどう)といいます。
功績のあった武士には茶道具を与え、茶会を行うこと許可しました。
この政策は豊臣秀吉に受け継がれました。
これにより、信長が茶道を広めたという見方もできます。
<アクセス> JR安土駅から徒歩約10分