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滋賀県安土町【浄厳院】~宗教争いが行われた場所~

安土城の築城のとき、信長が伊賀と近江の浄土宗総本山として
建てた寺です。
もともとは、六角氏頼が建てた寺がありました。
信長が、栗太郡(現・栗東市)の金勝寺の浄厳坊で応誉明感上人と出会い、その高徳に感銘しこの地に呼び寄せました。
天正7年(1579)、浄土宗と法華宗の間で争われた
「安土問答(安土宗論)」が行われた寺として有名です。
問答に勝った浄土宗がとなえた「かちどき念仏」は、
今も伝えられています。
また本堂内には信長の木像があり、
応誉明感上人らを呼び寄せた朱印状もあります。
光背、蓮弁、天蓋が揃っている本尊の阿弥陀如来像は大変貴重です。
 
<所在地>  安土町慈恩寺744
<アクセス> JR安土駅から徒歩約10分

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