コタロウと食べること
皆様いかがお過ごしでしょうか?
琵琶語りのコタロウです。
コタロウのTwitterやInstagram、Facebookの投稿を見ておられる方はよくご存じかと思いますが、食べることが大好きです。
料理をする腕前もそこそこ上手いのではないかと自負しております。
でも、実はコタロウはもともと食べることが苦手でした。
まだ幼い頃は保育園での給食は一番最後まで食べていて昼休みまで食べていたものでした。
みんな、どうしてあんなに早く食べることができるのかが不思議でたまりませんでした。
友人というかお話しするお友達よりからかってくるお友達が多かったものですから、誰かに聞くということもありません。
もともと空想と妄想と物語の大好きな子どもだったコタロウは外で元気遊ぶということもなく、ぼーーーっと座っているトロい子どもでした。
同級生たちもそんなコタロウにどんな対応していいのかわからなかったはずです。
そんなある日、その日も昼休みの終わりまで給食をたべていました。
そしてコタロウは気が付きます。
あれ?「食べる」って飲み込まないと終わらないんじゃない?
ということに・・・。
コタロウはただ噛んでいるのです。
食べるということは噛んで、自然と流れ込んでくるまで噛み続けることだと思っていたのです。好き嫌いが多いから食べるのが遅いという訳ではなく、ずーーーーーっと噛んでいるのです。
もぐもぐもぐもぐ、もとからついていた味なんてなくなったころに飲み込むから美味しくないのだと気が付いたのです。
先生や親によく噛みましょうなんて言われていたことを本当にそのままの意味で実行していたのです。
健康的には良かったのでしょうが、そりゃ給食の時間に食べきれるわけありません。
そんな馬鹿な・・・とお思いでしょう?
私も今では笑えますが、当時が画期的な発見をしたと喜んでおりました!
翌日からコタロウは一番に給食をたいらげる大食漢へと変貌し、保育園の先生に「おうちでごはん食べさせていない。」と連絡帳で心配されるのはその2日後ですがね・・・。
こんな当たり前のことに気がつくのにコタロウは小学生に入る前までかかったと思うと今でもピンとこない子どもだったなぁとしみじみ思います。
そんな大食漢コタロウは今では「よく噛みなさい。」と本気で言われるほど、飲み込むのが早くなりました。噛むことを忘れてしまうこともチラホラ・・・。
今では本当に食べることが大好きになりました。
ペロリと1kgのお肉を食べてしまうくらいには!!
人生って本当、ちょっとしたきっかけで大きく変わります。
さて「コタロウと食べること」はいかがだったでしょうか?
次回はどんなお話しになるやら、また来週!
更新は毎週火曜日です!
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