肥後琵琶について④
皆様いかがお過ごしでしょうか?
肥後琵琶奏者のコタロウです。
今回が最終回です。
前回の記事から、現在活動している肥後琵琶師は山鹿良之さんの流れを汲んでいるということは理解していただけたでしょうか?
最後の記事ということで、どうして平成生まれの若造であるコタロウが肥後琵琶についてそんなに詳しいのかというところをお話しします。
有難いことに「肥後琵琶」において、幸いだったことは昭和の後期から平成の初めにかけて研究がすすめられたことです(現在でも研究していただいております)。
熊本県や熊本市立博物館、肥後琵琶保存会の47年前の調査報告、さらに進んだ研究を研究者の先生方が論文や著書として残しておられることに感謝いたします。平成生まれの私でもこのように一丁前に肥後琵琶について知り、肥後琵琶を深めることができるのは、肥後琵琶を研究してくださった先生方のおかげなのです。ありがとうございます。
上記は私が敬愛する先生方です。順不同で申し訳ありません。
10年前に文化庁の事業で琵琶の企画があった時に、熊本大学の安田先生の講演を舞台袖で拝聴したこと(ようやくコタロウが筑前琵琶に慣れてきた頃)。
木村理郎先生は2019年から本格的にお会いでき、筑前琵琶熊本旭会100周年記念講演をお受けいただいたり、今年の山鹿さんのお墓参りなどお供させていただいております。
このような素晴らしい著名な先生方にもお会いしてそのお知恵をお借りしたいです。
新型コロナが落ち着きましたら、全国行脚したいですね!
全4回で説明して参りました。つたないものでございましたが、肥後琵琶に興味をいただければ何よりです。
まだまだ語りつくせない肥後琵琶ではありますが、まずはひとまず読み終わりといたしましょう。
次回は何をお話ししましょうか?なんだかワクワクしますね!
新シリーズです!↓