飛び出してみなければわからない
新しい職場に変わって、少しずつ環境にも慣れてきた。
実はここだけの話、新職場にはあまり期待していなかった(採用して下さった方、すいません)
未経験の分野での経験が積めて2〜3年働ければまぁいいかな、と軽い気持ちで入職したのだが、なんと予想以上に良い職場だった。(あ、現時点では、ですが)
何より、チームのメンバーが良い。
そして、リーダーが尊敬できる。
意外とこの条件を満たす職場って貴重だったりする。
以前の職場はブラックではないけれど、その反面、ゆるいところが多々あった。
新卒からずっと同じ職場で働いている人が多数いて、その人達の口癖は、「こんなに楽で居心地の良い職場他にないよ!」だった。
確かに、仕事以外でも集まってご飯に行ったり、スポーツしたり、仲良しな雰囲気ではあったけれど、組織としての公平性や効率化が計れているかとなると「うーん‥」と答えに困る感じであったように思う。
私は色々と組織に疑問を持ちながらも、「もう年だしな」とか「みんなが言うようにこんなに楽な職場はないのかも」とすっかり周囲のマインドに染まっていたのだが、とあるきっかけで転職することに決めた。
長年在籍していた私は、おそらく「絶対辞めそうにない人」と思われていたみたいで、退職の意向を伝えたときはかなり驚かれたのだけれど、まあ、それだけの決心をする扱いを職場で受けたのだ。
ただ、長年いた場所を飛び出すにはやはりエネルギーも必要だったし、不安もそれなりにあった。
あのまま同じ職場で働き続けた方が良かったのか、いや、やっぱり無理だ、と自問自答したことも。
でも結果として、世界は広かった。
転職活動を始めたら、複数の法人からオファーを頂いたし、給与も概ね希望通りで契約することができた。
なんでも、やってみなければわからないな。
外の世界に飛び出してみれば、新しく広がる景色は確かにあるのだと感じた2021年の始まりです。
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