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母の記録

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母に癌が見つかりました。私の母は胃癌です。これまでの母との思い出と、これからの母との出来事をいつまでもずーっと記録していきたいと思います。
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#胃全摘出

今だから言える、ホルモン。

今だから言える、ホルモン。

私の母は胃癌です。
(マガジン「母の記録」にて、これまでの話が書いてあります)

手術終了の予定時間から、1時間が過ぎました。

「えらい時間がかかりよるね、大丈夫やろか…。」
父が痺れを切らし、待合室を出たり入ったりしています。手術続行の知らせから一変、時間が経つにつれ不安がつのります。

時間は更に過ぎて、手術が終わったと知らせがきたのは、手術終了の予定時間を2時間も過ぎ、スマホの時計が17時

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続行、5時間。

続行、5時間。

私の母は胃癌です。
(マガジン「母の記録」にて、これまでの話が書いてあります)

令和3年3月15日(月)9時30分
母は手術台の上です。

昨年の10月、予定していた胃全摘出の手術が出来ず、その2日後には予後6ヶ月から12ヶ月とまで告げられた母が(予後について本人は何も知りません)、再び胃全摘出の手術をしようとしています。

抗がん剤との相性が良く、容態は安定しているどころか検査する度に数値も良

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ドラマと違う、現実。

ドラマと違う、現実。

私の母は胃癌です。
(マガジン「母の記録」にて、これまでの母の話を書いています。)

去年の9月30日(水)、母の手術について主治医の先生から説明がありました。

胃の全摘出。
癌細胞は胃の入口(胃体上部癌)にあり、壁深達度はT4a〜T4b…他の臓器にも根付いている可能性もあり、とても難しい手術になると告げられました。それに加えて、手術前のPET-CTと言う検査で、見つける事の出来ない腹膜播種の心

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一週間が、かぎ。

一週間が、かぎ。

すぐにでも手術をしなければいけない状態の母でした。
元々細い体の母でしたが、入院時には更に体重が減りこのままでは手術を受けれないと言われました。栄養失調の患者さんに使われる、栄養度の高い点滴を一週間ほど投与してから手術をする事になりました。

約一週間後、主治医の先生に呼ばれ、父と病院へ行きました。小さな部屋に通されると、少し遅れて母も点滴を押しながら入って来ました。痛々しい点滴の痕、元気が無く痩

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2択

2択

腸閉塞で入院していた母、胃の入口に腫瘍が見つかり胃癌かもしれない…と言うことで、退院しもっと大きな病院で検査するように言われました。

検査の結果、母は胃癌でした。

抗がん剤治療をすぐにでも始め、癌細胞を少しでも小さくして胃を全摘出するのか、それとも体力のあるうちにすぐにでも手術(全摘出)するのか決めなければいけませんでした。

父は、抗がん剤治療に母が耐えられるのか心配していました。抗がん剤治

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