逆転のサブスク -篩にかけられし者編-
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「動画配信サービスのサブスクはもう契約しない。」
そう決めた私の中に湧き起こる新たな欲望。
「アニ逆ガ………観タイ…」
File3. Hulu
月額1,026円(iTunes Store決済は1,050円)
契約期間
1回目:2019年夏の2週間(無料体験期間のみ)
2回目:2022年4月〜5月(1ヶ月のみ)
「アニ逆が観たい…」
「アニ逆」とは
かつて日本テレビ系列で放送されていた、
アニメ「逆転裁判」の略称である。
2月から本格的に
「逆転裁判」シリーズにどハマりした私は
アニメ版にも次第に興味を持つようになった。
(※dTVではアニ逆の配信はなかった)
そこで私が目をつけたのはHuluだった。
2019年に無料体験をしているので、
今回は有料にて契約することになった。
しかし私はここである重大なミスを犯していた。
部長「ねぇ、これ何で勝手に契約したの?
僕に企画書出してないよねこれ?」
私「…すみません」
部長「いや、すみませんじゃなくてさ」
私「日テレ=Huluのイメージがあって…」
部長「知らないよ。
普通にdアニメでもあったじゃん?
ホラ、全然料金違うじゃん?ねぇ?」
そう、アニ逆については、
かつて契約していた、月額税込440円の
dアニメストアでも配信されていた。
費用面を考えれば当然
こちらにするべきだったが、
当時の私には
「日テレ系の番組=Hulu」
という先入観しかなかった。
(実際、無料体験を利用したのも
ドラマ「あなたの番です」の一気見のためだった)
とにかく早くアニ逆を楽しみたい一心で
何も考えずにHuluを契約した私は
案の定キビシメ部長から激詰めの刑に処された。
当然自分が悪いのだがここだけの話、
部長の説教は話半分しか聞いていなかった。
何か良い言い訳がないかを
探すことだけに集中していた。
そしてついに小さなある可能性に気づいた。
イチかバチか……
私「あ!」
部長「何?僕今喋ってんだけd」
私「えーっと……確か…!
部長がずっと観たがってた、
「奇蹟がくれた数式」、
入ってますよ…ホラ…!!」
部長「……」
私「…………」
部長「………」
私「……」
部長「……次からはちゃんと確認してね」
私「ヨッシャ!ヤバ!チョロ!ワロタ」
部長「あ?」
私「この度は大変申し訳ございませんでした!」
天才数学者ラマヌジャンの半生を描いた
「奇蹟がくれた数式」。
ずっと観たいと思ってはいたが、
残念なことにdTVでは配信されていなかった。
苦し紛れに掴んだ
この最後の切り札を振りかざすことで
何とか首の皮一枚繋がった私。
とはいえ料金的にも利用頻度的にも
継続していくのは難しいと判断されたため、
Huluの契約はわずか1ヶ月間のみとなった。
物を買う時、選ぶ時は
先入観を捨てて冷静になって調べる。
この一件を通して私は強く思い知ったのであった。
つづく…
まとめ
「ハイ、やってもた!!!!」
Huluを契約したすぐ後に
dアニメストアの存在を思い出して愕然としました笑
同じサービスを登録するにも、
全て把握したうえで登録するのと、
何も調べずに登録するのとでは雲泥の差。
それこそ、
「奇蹟がくれた数式」の存在がなければ
もっと後悔していたと思います…。
「まぁ、これ観れたからいいや…」
と自分に言い聞かせはしましたが、
やはり、何かを購入したり、契約する際は
先入観、思い込みは一度リセットして
まっさらな気持ちで
キチンと調べることをお勧めします!笑
それでは今日はこの辺で!
次回!
「憂鬱の罠」
お楽しみに!☆
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