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人が一番輝く時は、深く内側に入り込んでいる時。

お友達に誘ってもらって、オッサンバンドのライブに行ってきた。
(私も立派なオバサンなので、敬意を込めて)

おじさま達は決してイケメン揃いなわけでもないし、
COMPLEXのように演奏が素晴らしいわけでもない。
(おい!失礼だぞ!いや、ほんと、ごめんなさい!!)

それでもなんでも、めちゃめちゃ輝いていたし、
何倍か増しでカッコよく見えたし、
その場にいて楽しくて、不覚にも何曲かで涙してしまったほどだ。

おじさま達の放つ輝きの世界に入り込みながら、
ふと思い出したことがあった。

人が輝くのは、一心不乱に自分の世界に入り込んでいる時。

アメリカ留学時代の20代の頃だから、30年も前の話だ。
向こうの大学は、入ってからが大変なのは本当で、日々、受験生のごとく勉強していた。

金曜の夜になると、「今夜だけ!!発散しようぜ!!」
となって、ルームメイト達と踊りに出かけた。
とは言っても、めちゃめちゃ田舎のデスコ(笑)

とにかくストレス発散!!!
一心不乱に踊っていた。
そんな時は、決まってナンパされるのだ。
「君、素敵だね」って。
「ただ、それを伝えたかっただけ」っていうアメリカ人もいた。

その時の私は、とにかく、勉強漬けの毎日からワーーーーって
自分を解放したいだけだったから、そうやって声を掛けられることすら余計な情報で、フンっと笑って返していただけだった。

その時の記憶がふと蘇ってきて、思った。

人が最も輝く時って、自分の世界に深く入り込んでる時なのではないかと。

それをゾーンの状態とも言うのかもしれない。
一心不乱に集中している時。

うまくやろうとか、周りからどう見られるとか、一切関係ない。
一種の瞑想状態に入り込んでいる時。
時間も身体も存在しない。
そんな時、実は、めちゃめちゃ輝くんじゃないかって。

エネルギーが充満するから、ダダモレしてしまう。

そんな瞬間を味わったことは、あなたにもあるだろう。
もしくは、目撃者となったことがあるのではないだろうか。

自分の輝かせ方が分からない時は。

そうは言っても、長く子どもや家族を優先して生きてきてしまうと、
「お母さんも、好きなことやってね」
なんて言われても、戸惑ってしまう。。。
そんな声をよく聞く。

私はどうしたら自分を輝かせられるんだろう・・・
特に好きなことがあるわけでもないし、特別な才能があるわけでもない。

なんて、モヤモヤしたり、頭の中だけでぐるぐる考えるだけで、何をどうしたらいいのか分からない・・・

そんな時は、何かに一心不乱になってみるといい。
私が言う一心不乱は、

こんなことやって何になるの?とか、
これが仕事になるわけじゃないしとか、
もう少し若かったらとか、
周りになんて言われるだろうとか、

そういう一切合切をいったん、無視して、という意味だ。
シンプルに、自分の「好き」や、ふと、「いいな」と思うことに向かって、行動してみる。

なんだっていいのだ。

昔やりたいと思っていたことについて調べてみるのもいい。
憧れの人を追いかけてみるのもいい。
行ってみたかった場所に行ってみるのもいい。

おじさま達のように、やりたいことで輝いている人たちに会いに行くのもスゴクいい。

それでも、どうしてもピンとくるものがなかったら、私のおススメは、
一心不乱に家の中を片付けること。だ。

一心不乱がポイントだ。
(※一心不乱に何もかも捨てよう!ではないので、そこだけは注意して下さい。)

それでどうなるとか、どうなりたいとか、そんなことは未来に任せる。

今、ここ、目の前のものだけに集中していると、自分の内側に深く入っていくことができる。

家がスッキリとする頃には、あなたのモヤモヤも晴れて、好きなことで動き出せる準備が整ってきてることを感じるはず。

自分一人じゃ難しい…
私の場合は、片付けじゃないかも?

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