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人生で、「片付けスイッチ」が入る2つのタイミング

片づけられない人は、まず「分類」することからやってみよう!
という記事を書いた。

するとこんな質問を頂いた。

分類すら面倒くさい場合はどうしたらいいのでしょうか?

なるほど!そういう場合もあるかもですね。
どうしたらいいのか、考えてみました。

片づけなければ「ならない」とは思っていないか?

まずは見てみて頂きたいのが、
「片づけなければいけない」とか
「片付けられない自分はダメな人間だ」とか
何か思い込みが自分の中にないだろうか?
ということです。

片付けはしなければならないものではありません。
動物は片づけません。
片づけないのがデフォルトなのです。

片づけられない自分を責めるのは、ナンセンスです。
なんの意味もありません。

まずは、しなければならないとか、できない自分はダメ。
という思い込みがないかをチェックしてみて下さい。

片づいていなくても、幸せに生きていられればそれでいいのです。

「干した洗濯物を戻すのが面倒で、そのまま着ちゃうんです~」
それって、何かいけないことでしょうか?
そんなズボラな自分を「可愛いヤツめ」と笑って許してあげればいいのです。

分類することすら面倒くさい。

それで実際、どんな問題が起きているでしょう。
究極は、あなたが幸せかどうかだけが問題なのです。

「そんな自分がダメだ、なんとかしないと」
と思うから、苦しいだけかもしれませんよ。

片づけられても、片づけられなくても、どっちでもいいのです。
あなたが幸せなら。

片付けは、タイミング!

片付けというのは、やらなくてもいいものです。
やらなくても生活出来ますから。
やらなくても死にません。
なので、優先順位が低くなるのは当たり前なんです。

面倒なことはやらないのが人間だと思いませんか。

「片付けよう!」と思う時というのは、
①必要に迫られている
②変化を求めていて、片づけたくてたまらなくなる
のどちらか
なことが多いというのが私の体感です。

入口はどっちであっても、そんなタイミングになった時にやればいいものだと私は考えています。

だから、今、ほかに時間もエネルギーも投下しているものがあるなら、それを最優先にすればいいのではないでしょうか。

一心不乱にそれにまい進していれば、少々散らかっていようと気にならないはずです。

でも、大好きなことをやっているはずなのに、なんだか上手く回っていないとか、疲れるとか、幸せじゃない…と感じるのなら、
いったん立ち止まるタイミングかもしれません。

子育てが終わりに差し掛かって、「はて?これから私はどうやって生きていこう?」なんて思っている時などは、最高の片付けタイミングではないかと私は思います。

面倒を解消したいのなら、一度、めちゃめちゃ面倒の山を越えること


「分類することさえ面倒」という状態は、もちろん解消することが可能です。

家に帰ってきてドサっと荷物を置く
脱いだ服をドサっとソファに置く
郵便物をポイっとテーぶルに置く
のは、それが、そこが、「楽」だからです。

「楽」がいいですよね~
「楽」が一番です。

私は収納のプロとして、クライアントさんの「楽」を観察し、どうしたら「楽」に無意識に、出して戻すという一連の行動が可能になるだろうか?ということを考えます。

プロが片づけてくれたけれど、すぐに元通り。では、意味がありません。

「無意識に出したら戻す」この仕組みができれば、乱れなくなります。
分類も、もちろん面倒ではなくなります。

でも、この仕組みをつくるまでのプロセスは、なかなか面倒です。
面倒をなくすために、一度、ものすごーく面倒な山を越えないといけないということです。

だからこそ、
①必要に迫られている
②変化を求めていて、片づけたくてたまらなくなる
のどちらかのタイミングにならないと、人はなかなか重い腰が上がりません。

「お、私、タイミングが来てるかも!」と思う方は、一度まとまった時間とエネルギーを片付けに投下して仕組みをつくることをおススメします。

山を越えた後の景色は、見違えます。
おうちの景色も、人生で見える景色も。
そしてその後の生活は、想像以上に楽になります。
何が面倒だったのか分からなくなるくらいに。


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