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【第3話】デジタルな通貨はまだ怖い?実は銀行預金も電子データにすぎない

(▼前回▼)

100円玉、1万円札のような現金→安全!?、実体のない仮想通貨→危険!?

(続き↓)


銀行預金は、別に「自分専用の金庫」に保管されているわけではない

私たちは、
すぐには使わない現金は、
タンスにはしまわず、

基本的には銀行に
預けているはずだ

毎月の会社の給料も、
基本的には
銀行振り込みかと思う

例えば、
銀行口座に
「貯金が100万円」
あったとして、
「給料が20万円」
振り込まれたとすると、

「キュウリョウ +200,000
残高 1,200,000」
と通帳に記載されるかと思う

これは別に、

自分の銀行口座を
作った支店に、
自分専用の金庫
のようなものがあって、
そこに100万円が入れてあり、

会社の口座の担当者が
私たちの支店まで
20万円を運んできて、

それを受け取った
私たちの口座の
支店の担当者が、
私の金庫を開けて
その20万円を入れて
保管してる

などというようなことはしていない

そして、
賃貸マンション等に
住んでいる場合は、
毎月家賃が
「ヤチン -60,000」
のように口座から引かれるが、

これも
毎月支店の担当者が
私たちの金庫から
6万円を取り出し、
大家さん指定の銀行まで
運んでいるわけではない

銀行預金も電子データみたいなもん

銀行は、
私たちから預かった
お金をそのまま小分けして
保管しているのではなく、
まとめて他者へ
貸し出したり(融資)、
運用したりして、
その金利差で利益を出している

卑しい言い方をすれば、

銀行は、
私たちのような
顧客から低金利でお金を借り、
それを他機関へまとめて
高金利で貸し出したり、
高利回りな投資をし、
その差額を抜き取る
というビジネスをしている

つまり、
私たちの銀行預金は、

「キュウリョウ +200,000
残高1,200,000 」
→「ヤチン -60,000
残高1,140,000(1,200,000-60,000)」
というような

一時的な
「足し算引き算情報の記録」
でしかなく、

ただの預金通帳上での
電子データにすぎない、

ということだ

ATMで換金して
はじめてリアルなお金に
なるわけだし、

最近では
ATMへ行かなくても、
スマホの銀行アプリ上で
振り込みができるし、

「○○ペイ」を使って
いろんなお店で
スマホ一つで決済もできる

そう考えると、
銀行預金も
使う側からみれば、
すでに「デジタル通貨化」
してるようなもんである

すでに「電子マネー」「○○ペイ(QRコード決済)」の普及で、現金を使う機会はほぼ無くなった

私たちは、
お金を使っているように見えて、
ただ「足し算引き算データ」の
書き換え指示を
銀行に出しているだけだ

実際に私も、
すでに「電子マネー」
「QRコード決済」
を駆使しており、
現金を使う機会は
ほぼ無くなった

逆に、
たくさんのお札を
持ち歩く方が不便だし、
財布もかさばるし、

それに札束を
持ち歩いていたら
物騒で怖いだろう

繰り返すが、
私たちの銀行預金額
全てが金庫に保管
されているわけでなく、

そのうちいくらかは
誰かに貸し出されていたり、
投資に回っている

大手銀行が
潰れる時というのは、
金融危機や戦争が
起きそうになったりとか、

とにかく
国民が大パニックなるような
何かが起こり、

みんながいっせいに
全額を引き出そうと
銀行やATMに殺到した時である

ビットコインを購入しても、特別な実感は意外とない

ビットコインの場合も、

「ビットコイン(仮想通貨、暗号通貨)とは?ざっくりいうと何・・・?イメージをつかみたい人へ」

で述べたように、
ビットコイン自体には
管理者がいないのだが、

基本的には
「暗号資産取引所」
経由で購入し、
実際の送金は
その取引所が行っている

私たちは、スマホ上で

📲「ビットコインを○円分購入して」

とか

📲「Aさんへ◯円分のビットコインを送金して」

というような指示を
出しているだけだ

なので、
ビットコインを売買しても、

「私は今最先端のビットコインを動かしているわ〜」

という感覚は正直ほぼなく、

スマホを
ポチポチしているだけで、
日常の決済と
感覚的には特別何も変わらない

今回はここまで

次回は、

国際通貨としてのビットコイン

についてまとめる

参考文献・おすすめの書籍について

ここで、
参考文献・おすすめの本
について紹介しよう

最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン

この本は、
「コインチェック」という
日本の大手暗号通貨取引所
執行役員の方が書かれた
「ビットコイン入門書」である

私たち一般人にもわかるよう、
技術の細かい話というよりは
「大枠の概念」について、
かなり砕けた表現で
説明してくれている

書店やアマゾンを見ると、
暗号資産関連の本が
大量に出てくるが
「まずはこの一冊から」
という方におすすめな本だ

私もこの一冊から読み始めた

アマゾンの”聴く読書”、「Audible」

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また、
Amazonの”聴く読書”
「Audible」という
サービスもある

月額1,500円で
12万冊ほどが聴き放題だ

これがなんと
「初月無料体験できる」
という大盤振る舞い
(さすが天下のAmazon、、)

先ほど紹介した

「最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」

「Audible」対象なので、
なんとこの本が
”初月無料”で
耳からインプット
できる

「Audible」の実際の画面

▶︎無料で聴く

私は、
「朝早起きして書籍を読みたいが、スマホ画面を集中して見るにはまだ眠い」
という

まだ布団から出られない時に
布団の中で聴いている(笑)

また、
通勤時の移動中に
スマホ画面が
見られない時や、

料理中のような
手と目が離せない時間も、
”耳は”空いている

そして夜寝る前は、
スマホのブルーライトを
控えたいので、

最近は電子書籍よりも
このオーディオブックを
大いに活用している

今まで無駄に
消費していたスキマ時間
有効活用できている
実感もあり
個人的にはかなり満足

もちろん朗読速度の調整も可能だ

私はいつも1.5倍速〜2倍速で聴いている

まだ未登録の方は、
「初月無料」なので
試してみるといいだろう

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(▼続き▼)

国際通貨としてのビットコイン

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