![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13625350/rectangle_large_type_2_3a9d4d0d7015c93445d14c1640e06eb9.jpeg?width=1200)
セサミストリート
ごまは和食のイメージがありますが、なんと日本のごまの99%が輸入品。残りの1%が国産です。その1%のうち6〜7割は鹿児島県の喜界島で作られているのだそう。
喜界島はさとうきびの産地でもあり、黒糖やザラメなども有名です。そのさとうきびを刈った後、次の作付けまでの間作として、古くからごまを作っています。5月にごまの種を蒔き、7月〜10月くらいまで収穫するのですが、その収穫後、ごまの草を天日に干して乾燥させてから実を叩いて取ります。そのため、喜界島の塀や石垣、道端などいたるところでごまを干しているのです。このごまを干している道をセサミストリートと呼んでいるのだそう。ずらりと並んだごまの光景があまりにも美しくて驚きました。
喜界島は、サンゴが隆起してできた島なので、アルカリ土壌。ごまは普通のごまよりもやや小さいのですが、香り高く、濃厚なコクがあるのです。さとうきびも同様、香りの高さに定評があるとのこと。その味の違いは、一度食べたら良さはわかるはず。
それにしても喜界島のセサミストリート、夏から秋だけに見られる見事な景色です。ぜひご覧いただきたい。
いいなと思ったら応援しよう!
![BitBeans](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25449546/profile_ea5b6b018ad129913b7d7975f4ed1544.jpg?width=600&crop=1:1,smart)