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初夏の京都

春の桜、秋の紅葉が人気の京都。実は最も美しい時期が緑鮮やかな初夏の青紅葉の頃。梅雨の時期でもありますが、梅雨の晴れ間は、まださほど暑くなく、歩くのも嫌ではない。もし京都に行くのなら、オススメのお寺があります。ぶらりと街中を散歩しながら、祇園の花見小路を歩いていくと、垣根で有名な建仁寺に着きます。

ここ建仁寺は日本最古の禅寺で、臨済宗建仁寺派の大本山。栄西禅師によって開山されました。
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建仁寺は大きな伽藍と、美しい庭園が魅力的。国宝の「風神雷神図」、重要文化財の方丈、その前庭で白砂が眩しい枯山水の「大雄苑(だいおうえん)」、内部には本尊の「十一面観音」のほかに、二曲一双屏風の「風神雷神図屏風」、海北友松が描いた「雲龍図襖絵」など数多くの展示品があります。本坊中庭にある「潮音庭」は、苔の緑が印象的な美しい庭。青紅葉の頃は、特に室内に緑が映り、一層爽やかな光景が楽しめます。四方正面の庭といわれ、庭の四方どちら側からでも観賞できるとか。中央の石は釈迦三尊像を表しています。画像2

中庭をさらに奥に入ると大書院。大書院には、俵屋宗達晩年の最高傑作といわれる有名な「風神雷神図」(国宝)の屏風画があります。見られるのはレプリカで、本物は現在、京都国立博物館に保管されています。
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桃山時代に海北友松によって描かれた方丈襖絵「雲龍図」(重要文化財)も迫力満点。現物は京都国立博物館に保管されていますが、高精細複製作品が展示されています。ほかにも「花鳥図」「竹林七賢図」「琴棋書画図」「山水図」などもゆっくりと観ることが出来ます。

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法堂には、平成14年に創立800年を記念し、小泉淳作氏によって天井に描かれた108畳の水墨画「双龍図」があり、圧巻です。

現在はなかなか行かれませんが、青紅葉の京都に思いを馳せてみるのもいかがでしょうか。




































































い書院


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