ODD TAXIを観て
休みや合間を見つけては自己研鑽という大義名分を駆使し、映画・アニメ・本を見る、そんな生活はいかがですか?ハスキーです。
今回は、タイトルの通り「ODD TAXI」というアニメを観ての感想が主になります。オススメ紹介とはいえ、ネタバレにはならないように書いたつもりではおりますが、これから見るリストに同アニメが並んでいる方や少しでも先入観なく、自身の価値感で観たい!という方は、速やかに回れ右頂き、またのご来店をお待ちしております。
本作は結構話題になっていたようなので、知っている方も多くいらっしゃると思います。実際note内にも多数の記事がありました。
流行りものだから?話題になるから?思惑はいろいろなのでしょうが、本作品にはなにか「語らずにはいられない」、そうさせてしまう魅力があるんだと、この記事を書いている最中も実感しております。
鬼滅の刃と違う良さ
何をきっかけに知ったかは、定かではないのですが、たぶん深夜TVかラジオかだったかと思います。
その時は、お笑い芸人が声優で参加していることや、竈門炭治郎でさらに有名になった花江夏樹さんが、他とは違うキャラクターを演じていることからだったかと思います。
タクシードライバーである主人公、小戸川(おどかわ)。他人にあまり心を開かない、偏屈で無口な変わり者の41歳。
鬼滅とはまるで違う、というか生物的にも!?というこのふり幅!
この点にも興味を持ったのが引っ掛かりになり、アマプラで観始めたのが最後、いわゆる沼でした。
個人的「マイ・ブルーベリー・ナイツ」感
これは好きなタイプ!
オープニングアニメーションでやられました。
初対面・第一印象が大事なのは作品も同じ、冒頭から伏線感ありありなシーン(後半になり回収される)もよかったのですが、個人的オススメは曲とオープニングアニメーション!
※こちらはアーティストのPVです。
好きな色見というか色彩があります。
少し古めですが、ウォン・カーウェイの映画のような色彩が好きで、今でいえば「エモい」感じなのかな?そんな色・音・雰囲気が大好きです。
本作品の色彩はまたちょっと違うと思うのですが、全体的にそれを感じた私はまんまとハマ合わせを楽しんでおります。
物語を盛り上げる伏線は至るところに
ちなみですが、アニメオープニングはもちろん、PUNPEEとスカートのPVにも伏線というか仕掛けがあり、さらに言うと、オリジナルラジオドラマ(?)的なサイドストーリーもあり、そちらも合わせて観る・聞くことをオススメいたします。
こちらの方、声優されているのは俳優の高杉真宙さんでした。
最近では「12人の死にたい子供たち」でお見かけしましたが、結構好きな俳優さんでうれしいです。
発想や話の構成、音楽などエンターテイメントとして、がっつりオススメできる作品であることはもちろんなんですが、随所にちりばめられている現代社会では、もしかしたら「あるある」なのでは?という様々な問題。
抱えきれない問題に直面した時に人は精神的にも肉体的にも、本当に多種多様な反応をするんだろうなぁと考えさせてくれる作品ではないかと今回記事にししたためてみました。
ドコの誰のナニをもって、どう感じたのか?想いを書いてしまうと、完全ネタバレになることから控えめに書いているため、伝わりづらいかと思いますが、観た方とは是非語りあいたいと思う作品のひとつです。
興味のある方、すでに観た方コメントお待ちしてます(笑)
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