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会社でゲームしてもいい?心理的安全性を確保する方が大事でないか
会社にゲーム機を持ち込む。スマホゲームではなく、ニンテンドースイッチなどのゲーム専用機のことです。IT・Web業界や、ベンチャー企業で働いている人からすると「好きにしたらいいじゃん」と思うことでしょう。
しかし私の経験上、ほとんどの会社において、ゲームをすることは「異端」と判断されます。
小説を読むのは良くても、マンガを読むのは良くない的な、謎の価値観を押し付けてくるアレです。学校に関係のないものを持ち込んだら先生に取り上げられるみたいな。なぜダメなのかは明確に説明できない、でもなんとなくダメ。他に誰もそんなことをしていないから、変わったことをするのは良くない。だからダメみたいな…。
でも、ぶっちゃけスマホでゲームしているのと変わりないですよね。
ゲーム専用機だとNGになるのは、そこに「ガチ感」が存在するからでしょうか。何をもってガチとするのかは人それぞれですが、ゲームは家でするもの、という価値観から抜け出せていない人や、ゲームそのものに価値を見い出せていない人ほど、NGの傾向は強いかと。
ゲームをする人からすると、ある意味で差別を受けている気になります。周りの反応に怯えたり、羞恥心を感じるようになってしまう。これは、心理的安全性が確保されていない状態と言えます。
心理的安全性とは?
他者の反応に怯えたり羞恥心を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のことを指します。 引用:心理的安全性とは?googleが発見したチーム生産性を高める唯一の方法 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア
休憩時間に本当はゲームを楽しみたい、ストレスを解消し、すっきりしてから業務に戻りたい。でもそれが許される雰囲気ではないのは、好きなものを好きと言えない状態に似ていますね。ものすごくストレスです。
「タバコはよくてゲームがダメだなんて納得できない…」と思っているかもしれません。
であれば、会社にゲーム機を持ち込むことは全然オーケーです!って宣言してしまうのはどうでしょうか?(休憩時間にゲームを楽しむ社員、みたいなコメント付き写真を採用ページに載せるとか)
休憩時間になにもかもを認めるわけにはいきませんが、ゲームは「eスポーツ」として2022年のアジア競技大会にも採用されていますし。
働き方改革ではありませんが、仕事の休憩時間も働き方の一部と言えます。ゲームだけに限らずいろんな多様性を見つけて、ハッピーハッピーな着地を目指したいですね。
それではまた。会社を楽しくする係の、ゆうせいでした。