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『94歳のゲイ』なぜこの国で同性愛者は差別されてきたのだろうか

偏見で満ちた世の中で、彼らを明るいところへ

映画『94歳のゲイ』を鑑賞しました。

本作は、誰かと交際したことも性交渉の経験もないという、1929年生まれの長谷忠さんに密着したドキュメンタリー映画です。

舞台は大阪西成。

私は、日本でゲイが差別的な扱いや、嫌悪の対象になっていることを不思議に思っていました。

イスラム教やキリスト教が主教として根付いている国は分かります。

それぞれの教えに同性愛を禁じる内容があるためです。

対して日本はどうでしょう。ほとんどの国民が無宗教ではないでしょうか。

仏教や神道は日本において暮らしに根付いたものでありますが、そこまで強く信仰している人というのは、我が国においては少数なのではないでしょうか。

つまり、思想的、趣向的な問題で、同性愛はおかしい、気持ち悪い。そういった考えを持っている国だと思うのです。

近年多くの国が同性婚を認める中、日本はそれを認めない。

先進国の中で、かなり遅れているといえるでしょう。どうしてなのか。

私は『94歳のゲイ』を観て、その謎が少し解けた気がします。

また、生まれ故郷であり、長く住んでいる大阪の知らない一面を知る機会にもなりました。

ブログにて、『94歳のゲイ』を観た感想やそこから得た学びを公開しています。


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