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『七人の侍』侍と百姓は無知の壁に阻まれていた
勝ったのはわしたちではない あの百姓たちだ
映画『七人の侍』を観て、私は「侍のかっこよさ」よりも「百姓の生き方」また、「侍と百姓の無知の壁」に心動かされました。
意外でした。海外で人気の高い本作ですから、侍のかっこよさをこれでもかと見せつけてくるのかと思っていたからです。
菊千代や勝四郎というキャラクターを通じて、百姓として、侍として生きることの大きな違いをドラマチックに見せつける。かつメインパートやアクションはダイナミックに。こんなによくできた映画は、他にないんじゃないんでしょうか。あらゆる鑑賞者を満足させるといいますか。
解説や、当時の階級制度、名言についてもまとめました👇