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【映画感想#6】大統領の執事の涙【アメリカ史がよくわかる】

大統領の執事の涙という作品を鑑賞しました。

アメリカの黒人差別の歴史が非常によく分かる、メッセージの大変強い作品で心が動きました。

アマプラで観られます。あと1週間くらいで一旦配信終了しますので、興味のあるアマプラユーザーはお急ぎください。かなりの良作です。

はじめに

映画について簡単に解説します。

『大統領の執事の涙』(原題:The Butler) 2013年米 リー・ダニエルズ監督

アメリカ南部で奴隷の子どもとして育った黒人の男性が、ホワイトハウスで長年の間、献身的に執事を務めるお話です。

アイゼンハワー→ケネディ→ジョンソン→ニクソン→フォード→カーター→レーガン までが描かれています。 1953年~1975年くらいでしょうか。wikiには34年間ホワイトハウスで働いたと書いてあります。レーガン後も務めたのかな?まあ、20年以上は務めているとみて間違いないと思います。

感想

本当に学びの深い映画です。
アメリカ南部の差別問題、リトルロック高校事件、エメット・ティル事件、ナッシュビルのシットイン、ケネディ暗殺、KKK、キング牧師暗殺、血の日曜日、ベトナム戦争、ブラックパンサー、ウォーターゲート事件などなど…
アメリカの公民権運動や、よく映画のテーマに上がるような出来事が流れに沿って鑑賞できます。決してそこに寄った内容ではないです。フォレストガンプ、グリーンブック、フルメタルジャケットと濃い目のラインナップの作品と繋がりが強いですね。合わせて鑑賞するとよりよいと思います。私も以前紹介していますので、よかったらご覧ください。


評価

人権意識高まる度★★★★★日本人も意識を高く持っていたい
ストーリー   ★★★★☆実話を基にしたものは心を打ちます
音楽      ★★★★☆いい曲かかります

こんな人におすすめ

・歴史勉強中、興味のある人。私もそうです。そんな人にとっては学びが深まるでしょう。

・人権意識を高めたい人。もしアジアが一つの国なった時、あなたは隣国の人々と共生する際どのような態度をとるでしょう。そんなことを考えるいい機会になると思います。

・フォレストガンプ好きな人。相乗効果あると思います。

・真面目なロビンウィリアムズ見てみたい人。少しですが、アイゼンハワー役で出てます。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

アメリカにおける人種差別の歴史を受けた側の視線で見られる良い作品です。

アマプラ会員の方は急いでください。今なら見られます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたの好きなアカデミックな映画、心が動いた映画もコメントで教えていただけると幸いです。

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