5/16午前8時、飼っている猫の「シロ」が亡くなった。
悲しくて今日一日ずっと沈んでいたが、そろそろ顔を上げたい。
と言いつつ、ノートをタイプしている今も、胸に込み上げるやり切れない気持ち。今にも涙がこぼれそう。
僕もそれなりに歳をとった。
大切な存在がいなくなることは、これから少なからずあるだろう。
今回の経験で得た今の気持ちを、その時のために書き留めておこうと思う。
死は存在しない
「夢をかなえるゾウ4」に、こんな一節がある。
この世界にあるものは、本当は「同じもの」が変化し続けていて、すべてはつながっている。
しかし、僕たちは、その一部だけを切り取って、岩、石、砂、のような名前をつけて、別々のものとして認識している。
そういったものの見方が当たり前になってしまっているから、全体と自分を分けてとらえてしまうということだ。
この言葉に出会ってから、悲しいお別れの時の気持ちが少し楽になった。
少しは受け入れられやすくもなったように思う。
人間しか『経験』をできない
人間として生まれた僕たちは、こんな風に苦しんだり、悲しんだりすることがたくさんある。
少し矛盾しているように感じるかもしれないが、「死」や「命の終わり」を恐怖の対象と捉えず、ある程度受け止めながら、いろいろなことを経験していこう。人間に生まれたからには。
そんな風に思う。
最後までお読みいただきありがとうございます。
たくさんいたうちのペットも残り1匹。
元気でいよう。
「シロ」今までありがとう。