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私たちの新しい挑戦「HIROBA」リニューアルオープンのお知らせ

みなさん、こんにちは。コミュニティキッチンDAIDOKORO副店長のそらです!

京都のまちなかで、コミュニティキッチンを運営して丸4年。私たちは次なる挑戦をします!


2023年秋、突然お店をやることになった。


約1年前、CAFE・BAR・LABO 河原町御池南東1Fという名前ではじまったQUESTION 1Fのスペース。見た目は、カフェとバーで、でも広場のように人が集い様々な過ごし方が出来る場所にしたい、そんな風に考えていました。

1Fの構想マップ

思いやイメージはあるのだけれど、お店としてオープンさせなければいけないタイムリミットは僅か2ヶ月あまり。
どんな風に運営する?そもそも売上立つ?私たちがここをやる意味ってなんだっけ?
考えなければいけないことが山積みの中、オープンは目前。名前は変わる前提でなるべく色がつかない、でもこの場所でやっていくということを大切にしていきたいという想いを込め、「CAFE・BAR・LABO 河原町御池南東1F」というお店が誕生しました。

1年間の実験店舗「CAFE・BAR・LABO 河原町御池南東1F」

そんなバタバタとしたスタートだった、河原町御池南東1Fですが様々な実験を繰り返す中で、私たちが大切にしたいお店づくりが、ほんの少しずつ見えてきました。

下の写真は、1Fの奥のスペースに磨き丸太をモチーフにした展示をしていただいた時のもの。カフェの利用者さんからビルの館長まで、どんな風に使えるだろうと目を輝かせて集まっていました。

京北堂の「カタチ」展

「なにに使うか分からないカタチのものが、そこにいる人に使われることによってはじめて完成していく。」——

そのワクワク感は、料理をみんなでする時に、どんなものができるんだろうとみんなが手を動かし、人が混ざり合っていく様子と少し似ていました。

京都のまちなかには、オシャレで居心地の良いカフェや、飲食店が沢山ある。そんな中で、私たちにしかできないこと、やるべきこととを1年間ずっと模索してきました。

私たちのつくるお店ってなんだ??

この4年間、私たちは「食」を核として、生産者とのイベントを開催したり、みんなでつくる懇親会の場をつくったり、キッチンを開放して遊び場にしたり、様々なことにチャレンジしてきました。

今、私たちの住んでいるまちが、手で触れる距離にあるものなっていると実感しています。

キッチンで農家さんや漁師さん、八百屋さんと出会い、山や海、畑に飛び出すことができた。すごい調味料をつくる人や、ユニークなお茶をつくる人、家族思いの佃煮屋さん、京都で活躍する料理人と出会えた。

そんな経験を通じて、食について考える時間がどんどんと充実していっています。

DAIDOKOROの冷蔵庫やスタッフの何気ない会話には、作り手の顔が浮かぶ食べ物で溢れています。

「食卓にまちとの繋がりを」——これこそが私たちが持つ価値であり、お店をつくる上でお客様に一番届けたい思いです。


DAIDOKORO4周年パーティーの様子

まちと繋がれる場所をつくりたい。

2024年11月8日、私たちはHIROBAというお店を始めます。

リニューアルオープン後、これまで通りお昼はカフェ 夜はバーとして営業をしていきますが、私たちが目指す場所は、「まちと繋がれるカフェ・バー」です。

ごはんを食べにきたり、飲み物を飲みにきたり、打ち合わせをしにきたり、待ち合わせ場所につかったり、誰かに会いにきたり、お茶しにきたり、

みなさんの日常の通り道に、まちとの繋がりを感じられるような居場所をつくりたいと思っています。

宮津湾テーブルを制作してくれた京北堂チームのみなさんと、
HIROBAのパティシエジャスミン

そのために、HIROBAのシンボルとなるような大きなスタンディングテーブルや、街中で見たこともない形をした看板、お茶の間のようにゆったり過ごせる小上がり、麻布を斜めに切断してアップルパイみたいに織った暖簾などを、私たちの繋がりのある人たちに作っていただきました。

そして、ランチ、おやつの時間、バータイム、とみなさんが集まって楽しめるようなごはんとドリンクも考えています!


【ちょこっと紹介①】HIROBAのドリンクとスイーツと軽食

HIROBAのドリンクは、コーヒーやお茶、お酒、ノンアルコールまで沢山の人が楽しめるよう幅広いラインナップでご用意しています!

甘納豆屋の近藤さんや、アフリカの兄ちゃん、西陣のコーヒー屋の矢野さん
など「あの人」に繋がる美味しいドリンクをぜひ楽しんでいただきたいです…💭

甘納豆屋「SHUKA」さんのシロップをつかった小豆のチェー

そして、スイーツ担当はパティシエのジャスミン!季節のフルーツをつかったタルトや、野菜のスパイスケーキ、ティラミス、カッサータをご用意しています。

日替わりタルト(ピスタチオと橙・長野のりんご・栗・かぼちゃチーズ)

HIROBAのランチは、チキンカレーと、自家製ハムのホットサンドの2種類をご用意。ランチタイム(11:00〜13:30)には、ランチセット(ドリンク付きor ドリンクデザート付き)がお得にお楽しみいただけます!

HIROBAのチキンカレー

【ちょこっと紹介②】HIROBAのバータイムってどんな感じ?

夜の時間は、HIROBAのバーになります。
店長 ゆーさく, 副店長 そらのコンビが交代でBARマスターになって、お酒をつくったり、アテをだしたり、みんなを混ぜたりします!!

<バーマスターのシフト>
月〜水 Yusaku
木〜金 Sora  

Yusaku & Sora

わたしたちの繋がりで仕入れた、金楠水産さんのタコや、魚谷さんのレモンチーズなど珍しい「突き出し」や、お腹が空いたら、自家製ハムエッグからの〆の海藻フォーがおすすめ。

そんな美味しいアテと、多数ご用意しておりますジンやクラフトビールで乾杯しましょう!

【ちょこっと紹介③】HIROBAのシンボル

HIROBAの入口には、大きなスタンディングテーブルが、どーーん、と置かれます。

もう、スタッフ全員大興奮のめっっっっっっちゃかっこいいテーブルをつくっていただきました!!!!!!!

宮津湾テーブルと阿蘇海テーブルがHIROBAに運ばれてきた直後(新品ピカピカ!)


山に雨がふり、土をもぐって海まで水が流れていくように、HIROBAにいる人々も心地よく留まったり、流れたり、水はけがよくなるようなテーブルをつくってほしい、とお願いをしました。

制作は、記事の最初に紹介したカタチ展主催の「京北堂さん」
宮津湾テーブルを製作風景

ぜひこれは、一度生で見て使っていただきたいこの世に一つしかない最高のテーブルです。

このテーブルにふらっと寄って、新しいドリンクをみんなで試したり、気になる食材を持ち寄って卓を囲んで語りあったり、色々な使い方をしてください。

テーブルはここにいる人に使われて、はじめて完成します。みなさんと一緒に、HIROBAの思い出をここに刻んでいければと思っています。


今日は、HIROBAをオープンさせるにあたってやってきたこと、私たちのかける想いについて、ほんの一部ですがお話しさせていただきました。みなさんに愛されるお店をつくっていきます!


「それでは、みなさんHIROBAでお待ちしております!!」

店舗情報

営業日 月〜金 (お休み : 土日祝)
🌳HIROBA 10:30-17:00
きまぐれおやつとのみもの。
🪨HIROBAのバー 17:00-22:00 (21:30 L.O.)
クラフトビールとジン、おつまみと1日の締めごはん。

▼Instagram(HIROBAにリニューアル)
リニューアルオープンまでの様子をお届けしておりますので、ぜひフォローの方をお願い致します!

📍アクセス
〒604-8006京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町390-2京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅 1番出口 徒歩約1分京阪電車「三条」駅 12番出口 徒歩約5分


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