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自己紹介A

はじめまして。癒しと申します。

著者の母は、友達のお母さんが専業主婦であることが当たり前だった時代に
パートで働いていました。

後で知ったことですが、両親は家のローンに加えて、民事裁判の和解金として300万円の借金を背負ったそうです。
そのため、小学3年生の頃から私は「鍵っ子」になりました。

母は平日は毎日9時過ぎに出勤し、19時に帰宅。土曜日も午前中は働いていました。

当時は携帯電話もなく、もし家の鍵を忘れたら、母の職場まで1時間ほど歩いて取りに行かなくてはいけませんでした。

父からは「母さんを助けてあげてくれ」と言われ、子供ながらに学校から帰ると毎日家事をこなしていました。

友達と遊んでいても、「帰らないといけないんだ、ごめんね」と言って途中で帰るのが普通でした。

核家族のため、助け合わないといけない状況でした。

ある時から、父は、私に歴史の漫画を買い与えるようになりました。
頼んでもいないのに。

もともと私は、女姉妹で育ち、着せ替え人形や塗り絵、手芸やポプリが大好きでした。

父は私にはやりたい放題でした。
要領のわるいほうが親につかまるんだと思います。

勉強の問題が解けるまで夕食を出してもらえなかったり、親の話が終わるまでトイレに行かせてもらえなかったり、とその話を聞いた友達がドン引きするほど厳しい躾を受けていました・・・

日本史を学び終えると、次は中国史、それが終わると西洋史と続きました。三国志や水滸伝、蒼き狼、竜馬がゆく、平家物語、源氏物語など、さまざまな古典を学びました。

そのおかげで、高校の全国共通模試では、日本史で全国1位の成績を取ることができました(涙)

ちなみに、私の祖父は地方裁判所の判事をしており、退職後は強制執行官として働いたそうです。
母も幼少期に刑務所の見学をして育ったため、厳しく私を育てました。

この経験が、いまの私をつくりあげています。

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