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もし、タイムマシンに乗れるなら【表現者:かえ】

今回のエッセイは以下の物語を読んでから執筆してもらいました。

10月のある日のこと、あなたの自宅のポストに1枚の手紙が届いていました。差出人は国営の某機関。おそるおそる封を開けてみると、中には1枚のチケットが…。

封入されていた手紙を一通り読むと、どうやらあなたは『タイムマシンに乗る権利』を手に入れたようです。

この権利は、国の決まりで拒否することができないみたい。そして、滞在時間内に必ず達成しないといけない条件もあります。

それは、過去を生きるあなたか未来に生きるあなたのどちらかに出会い、今のあなたから伝えたい想いを伝えること。

タイムマシンに乗れるのは1回きり、滞在できるのはたったの24時間だけ。
さて、あなたは過去か未来、どちらのあなたに会いに行って、どんな言葉を伝えますか?

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私はタイムマシーンに乗って「未来」に行きたいです。

選んだ理由は、私は今回バースデーランウェイを通してたくさんの過去の自分に向き合ってきました。過去の自分に向き合うことって楽しい事ばかりではなくて。考えれば考えるほど「あの時こうしていれば良かった」っていう後悔がすごく多くて、後悔する気持ちって後からどれだけ頑張っても変えられないじゃないですか?

過去の私に伝えたいこともあるけど、過去は私にとって必要な時間

もちろん、過去の自分に会って「大丈夫だよ。そんなに下を向かなくても未来の私はこんなにも素敵な人たちに出会って楽しく過ごしているよ。もっともっと自分のことを好きになっているよ」なんて伝えることも大切だと思ったのですが、それってなんだか学生時代の私を批判しているような気持ちにもなって。

その時からずっと私を知ってくれている家族、友人は私と少しでも関わりたいから近くにいてくれた人たちでもあるし、私がその時に必要としていた人たちでもあります。

今でもとても大切な存在でもあるし、これからもずっとずっと一緒にいたい人たちです。そんな過去じゃなくって、未来ってすごくワクワクするし小さな行動を少し変化させるだけで未来って変わるじゃないですか。私はそんな自由な未来に行ってみたいです。そして、未来の自分ってどうやって過ごしているんだろうって今を生きている私にとっても、ものすごい力になるのではないかと思っています。

語り合いたい想いをこらえて、本番前の私に伝えたい言葉

WSでの1枚

私が行きたい未来は2022年12月17日のバースデーランウェイ当日の朝です。

12月17日の自分に会って、その日は未来の私として、1人のお客さんとして1番良い席でバースデーランウェイを見てみたいです!もちろん、出番の前にまずは感謝の気持ちを伝えるんですけど、「バースデーランウェイに諦めずに参加してくれてありがとう。これも運命の出会いだね」。って伝えたいし、「1年頑張ってきたね。おつかれさま!!1年間どうだった?早かった??一瞬だった?」って話をして、「でも、本番前だからこんなにたくさん話せないよね??あとでカフェに行っていっぱい語り合おう!」って伝えると思います。

メッセージを貰った12月17日の私は多分、過去から来た私に驚いて、まずは緊張が少しほぐれるんじゃないかな?なんて思っています。

こんな過去からタイムマシーンに乗って危険な道のりを歩いてきてくれた過去の私を見て多分、「こんなに危険にさらされながら来てくれたんだから私はしっかり歩かないと!」なんてきっと背中を押して貰えるから12月17日の私も「ありがとう」って感謝を伝えると思います。

1回でも良いからタイムマシーンに乗ってみたいなあって未来の私もカフェで言っちゃうんじゃないかなあ?

(編集:響あづ妙

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