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卒業写真だけが知ってるのMVを観て感じた事
エバーグリーン
永遠に続く若々しさ
いつまでも青春
満を持してのセンター小坂菜緒ということもあるし
MVも誰のこころの中にもあるエバーグリーンの感情を揺らす感じがあり、近3作品の中でファンには1番響くと思うし
反響があると思います
実際よいMVだと思いました
だからこそ感じたものがあったのも事実で
変わらないことを望むことが成長を止める可能性
あの頃のそれぞれの感情を呼び覚ます内容だからこそ、個人的には一期生、二期生の立ち位置、存在感がぼやけて見えてしまいました
日向坂らしさ、それはどうしてもキュンとドレミ的な要素に帰着するし、ファンもそれを望む
でもメンバーは時間を経て年齢を経験を体験を重ねていろんな意味で成長していく
その中でエバーグリーンと言う悠久の時間にメンバーがずっといてくれることを望むのは酷なことではないのか?
そんな風に思いました
一期生、二期生の年齢構成を踏まえて考えてみると、変わらないことを望む、それはベクトルが逆に向くことなのではないか
歳を重ねてもいつまでもキュンやドレミの瑞々しさを望まれる、それはもしかしたら苦痛になってしまっている可能性があるのではないか
アイドルというジャンルが変わらない円環の中で成立し続ける
箱としては、ショーケースとしてはそれで良いのではとも思います
でもそこで生きて自分を表現しているひとはドールではないのだから変化を求めたとしてもそれは不思議なことではないと思います
びっくりするくらい反応が悪かった01
迷いの中に日向坂がいた時にもう一度みんなで行こうぜって意思を示し、ライブで最強になる
そんなメッセージを込めてキャプテン久美さんのセンターでアルバムリード曲として発表された『君は0から1になれ』
僕はそういう意図を感じてそのその意気や良しと思ったのですが、びっくりするくらい曲とMVに対する反応が悪かったですよね
あそこで日向坂は変わることを望まれていないのかって思いました
歳を重ねながら瑞々しさを持ち続ける難しさ
そうであるならばキュンやドレミ的なものに回帰するのが選択肢なのでしょうが、メンバーの年齢構成を考えるとやはり難しさがある、そこにまた戻ります
そんな中でそれを体現するため、それを表現することを望まれたのが四期生だったのではないか
僕はそう認識していました
でもそこには大きな壁があった
22人で日向坂と言う僕らが作ってしまった壁
よく四期生は売り方を失敗したって言われますが、なにより大きかったのは22人で日向坂という簡単に立ち入れない空気感
それは少なからず自分も持っていた
四期生が当初感じていた疎外感
それを作りだした源流にいたのは僕らだったんだと思ってます
売り出し方のアプローチが違っていたとしても、そういうものが存在していたのなら大勢はあまり変わらなかったのではないか?
そんな風にも考えます
約束の彼の地までの物語が完璧過ぎた故、こころから歓迎は出来なかった
四期生が合流するという事はすなわち選抜制導入を意味することでもあったから
結果として時間だけが過ぎてしまいいろんなものが手からこぼれ落ちた、そんな印象を持ちました
それでも四期生中心に舵を切らなければいけない
でも一期生、二期生、ひらがなからのそして古参ファンをある意味で切り捨てる、そういう選択にそれはなる
だから踏み切れない、そこに結果的に迷いが見える
いま卒業が指し示す意味
誰もが通り経験するからこそわかるあの頃抱えていた危うや
それはおとなになることで手放していくもの
だからこそ僕らは戻りたいと思うし大切にしたいと思う
アイドルと言う存在、アイドルというコンテンツにそれを求めるのも不思議ではない
でもそこでそれを表現するアイドルも成長するしエバーグリーンの季節を卒業する
センター小坂菜緒は魅力的です
ですが彼女もしっかりおとなになっているのであの頃に感じる様な危うさはもうない
良いMVだからこそなにかしっくりこないものを感じてしまいました
個人的には四期生曲としてこの曲は切った方がもっとハネるのかも知れないそんな気がしました
3作目っていろんな作品が大きく育つタイミングだと思います
例えばドラクエIIIとか、それ以外にも思い浮かぶものがありますよね
ハニーデューから続く流れでそれをやりたかったのかも知れない
そして当初のコンセプト通りだったとしたら、この曲のセンターは清水理央にしたかったのかもしれない
なにかそんなことを思い考えたました
今日東京ドーム2日目ですね
五期生もまもなく合流します
ドームの後、日向坂はどこを見据えどんな選択をして未来に踏み出すのか