梢頭に 龍を纏う モズのメス
無理やりタイトルを五七五に乗せてみました。
モズのメスは胸のうろこが美しいです。
うろこは着物に鱗紋があるように、魔よけや厄よけの意味で使われるようになっています。能や歌舞伎にも由来した情報があって、その世界は深いです。そんな強い竜のイメージをモズに重ねてみました。
下の写真は、モズのペアを撮影できた私にとって唯一のものです。畑の端に残った枯草の枝に留まっていました。モズは、本州の低地では2月下旬に繁殖を開始する(引用:ZUKAN)そうです。2月頃になればペアで行動するようになるのでしょうか。
モズのメスを判別する方法はこのページが分かり易いと思います。
モズの雌雄比率は知りませんが、私の散策した実感では雄2:雌1の比率でメスを見かける機会が少ないです。
モズは勇ましいイメージと思いますが、かわいらしさを感じる画像を紹介します。(トリミングで粗いですが)
モズはナワバリを主張して鳴きますので、探すのには困りません。しかし、周囲を監視しながら鳴いているので近付きすぎると、すぐに他へ行ってしまいます。下の写真は幸運にもモズとの間に木があって、気付かれず比較的近距離で撮影できたときの画像です。うろこの美しさと狩猟をする嘴の鋭さが印象に残るお気に入りの写真です。