![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75467671/rectangle_large_type_2_2b8f541a40819bdacffce97880c863c0.png?width=1200)
令和3年度補正予算「GIGAスクール構想推進のための学習者用デジタル教科書活用事業」及び令和4年度当初予算「学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業」に御参加予定の学校の皆様へ(事前の登録作業のお知らせ)とは
最終の更新が、令和4年3月28日のめちゃくちゃ長いタイトルのお知らせが文部科学省から出ています。
これは明日2022年4月1日から始まる新年度で、デジタル教科書を使いはじめる学校の皆さんへのお知らせです。
デジタル教科書は、『紙の本とは違って、事前にやることがあるのでやっといてね』というお知らせです。
作業内容は具体的には
①生徒の情報を登録するためのCSVファイルの作成
②生徒のアカウントと使用予定のデジタル教科書を結びつける紐付け作業
となります。
しかし、面倒なことに、教科書をみるビューアーが教科書会社ごとに違うので、各教科書会社のそれぞれの管理画面で行う必要があります。
なぜプラットフォームを一元化できなかったのか。
利権があったのかどうか、わかりませんが、ユーザー(先生、生徒)にとっては不便極まりない状態です。
使用予定のデジタル教科書の使用ビューアが、下記表にて「Lentrance Reader、まなビューア、みらいスクールプラットフォーム、超教科書、エスビューア」となっている場合、使用に向けたユーザー登録をするため、学校において、ユーザー情報を登録するためのCSVファイルの作成を行う必要があります。また、登録後、デジタル教科書の配信事業社の管理画面上において、それぞれの児童生徒のアカウントと使用予定のデジタル教科書を結びつける紐付け作業が必要となります。
Lentrance Reader(東京書籍など)
まなビューア(光村図書)
みらいスクールプラットフォーム(教育出版など)
超教科書(啓林館、帝国書院、大修館書店)
エスビューア(数件出版)
これ以外の教科書会社はまた違ってアカウント登録はいらないけど別の方法での手続きが必要となります。
このように教科書会社によってちがうんです。
令和4年4月1日以降に、各教科書発行者からデジタル教科書のアカウント情報(学校の管理者が登録作業をする際に必要なID・パスワード情報。)が送付され次第使用を開始できるよう、(中略)前もって御準備のほど御協力をお願いします。
さらに転入学があって、昨年度と生徒が変わる場合も手続きが必要なため、少々手間がかかります。
また、転入学があった場合には、まずは、年度当初に提供する予備用アカウントで御対応をお願いします。予備用アカウントでも足りない場合は、こちらの様式をダウンロードの上、追加アカウントの提供依頼を文部科学省と該当の教科書発行者に対して行ってください。
全国3万の小中学校への展開は、来年度以降となりますが、デジタル教科書が定着するまでちょっと大変かもしれませんね。